印西里山を彩る妖精(ゼフィルス)に会いたい | ガネーシャJr.の印西暮らし

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2015年迄印西市ではんこ屋を営んでいたガネーシャJr.と申します。角膜と硝子体の目の病気ではんこ屋を閉店しました。
里山と近郊都市の両立する印西市が大好きで、市内を散歩しながら見た事や行政に感じる事を個人的見解で書いています。どうぞ宜しくお願い致します。

こんにちは、ガネーシャJr.です。


印西里山には妖精の様な小さく可愛いい蝶がたくさんいます。幼虫は気味が悪いですが、成虫はとても美しい姿です。

畑や道端にはシロチョウ(モンシロチョウ)の仲間、民家の庭にはアゲハチョウ(キアゲハ)の仲間、雑木林にはタテハチョウ(キタテハ)やジャノメチョウ(ウラナミジャノメ)の仲間、草原にはジジミチョウ(ヤマトシジミ)やセセリチョウ(イチモンジセセリ)の仲間が印西里山で多く見られます。



梅雨明け前に珍しい蝶に会いました。

小型蝶ジジミチョウ科でゼフィルス類とも呼ばれる仲間のアカシジミです。

ジジミチョウ科の樹上性の一群がゼフィルスと呼ばれています。ミドリシジミの仲間が多く、高い樹の先端にいる事が多くて見つけ難い珍しい種類です。ゼフィルス類の仲間はとても美しい翅を持っています。
前にウラナミアカシジミも見ました。
2匹は偶然目の前に降りてきてくれました。

まだミドリシジミ類は見つけていません。でも印西里山には生息しているはずです。ミドリシジミと遭遇する機会を待っています。
図鑑からお借りした写真です。ミドリシジミ類の牝の表翅は目立たない色です。


蝶の中でもジジミチョウ科は小型の蝶ですが、よく見るととても美しい蝶です。
ムラサキシジミは翅の表側の青がとても綺麗な蝶です。
寒くなった頃によく見かける蝶で、暖を取る様に日射しに翅を拡げています。
越冬する蝶で真冬の暖かい日に見れる事もありますが、真冬や初春に見れる姿の多くは過酷な季節を耐えた哀れな姿です。

ベニシジミはよく見かける小型蝶ですが、よく見るとても美しい翅です。

一番多く見かけるヤマトシジミはジジミチョウ科の中でも特に小さな蝶です。
ヤマトシジミに見えますが、ツバメシジミは後翅の先端に突起があります。

多くのジジミチョウ科の蝶の牡は美しい色や模様の翅を持っていますが、牝は地味で目立たない翅が多いです。
閉じた裏側は同じですが、開いた表側が異なります。

区分上ではジジミチョウ科と異なりますが、ウラギンシジミは銀色の綺麗な蝶です。
翅の裏側は見事な銀色ですが、開いた表側に牡は銀で牝は赤い斑点があります。


ジジミチョウ以外の他の種類の蝶はまた別の機会にしたいと思っています。
実はジジミチョウ類はじっと止まっている事が多く、撮影しやすいんです。

ガネーシャJr.は本で見たミドリシジミの美しさで蝶好きになり、写真を撮っています。
しかしゼフィルス類は高い樹上、アゲハチョウ類は早く飛び止まってくれません。大型望遠カメラがないと撮影は難しいです。
その上に目の病気で飛蚊症が酷く、蝶を追うのが難しくなりました。目の前に蝶がいても気付かず、殆ど同行者が見つけてくれました。
それでもスマホで蝶の撮影を狙っているガネーシャJr.でした。
ボヤけた写真ばかりで、ごめんなさい。