印西市内の文化財、建造物・植物・その他 | ガネーシャJr.の印西暮らし

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2015年迄印西市ではんこ屋を営んでいたガネーシャJr.と申します。角膜と硝子体の目の病気ではんこ屋を閉店しました。
里山と近郊都市の両立する印西市が大好きで、市内を散歩しながら見た事や行政に感じる事を個人的見解で書いています。どうぞ宜しくお願い致します。

こんにちは、ガネーシャJr.です。

印西市内の文化財巡り、第2回目です。

あくまでも個人の感想です。


宝珠院観音堂(国指定文化財) 

印西市小倉1138(宝珠院所有)

「光堂」と呼ばれる茅葺寄棟造りの1563年に建立されたお堂です。
静かな雑木林に囲まれています。写真展等で雪を被った光堂の風景があります。一回雪の中で見てみたいけど、実際難しそう。

泉福寺観音堂(国指定) 

印西市岩戸1671(泉福寺所有)

室町時代末期に建立、屋根は茅葺寄棟造りです。1685年に現地に移築されました。
泉福寺境内全部が見所豊富です。印旛歴史民俗資料館も寄って見て下さい。

印西市角田2(栄福寺所有)
1472年建立の千葉県最古の木造建造物です。屋根は茅葺寄棟造りです。
境内は神社もあり、見所いっぱいです。

印西市竜腹寺626(竜腹寺所有)
竜腹寺は807年の創建と言われ 、地蔵堂境内の梵鐘は南北朝時代の製作と思われます。戦時中の金属回収令を免除された古鐘です。
竜腹寺全体が名所となっています。


印西市木下1645(個人所有)
現在は「町屋カフェむさしや」さんが入っています。食事を楽しみながら、レトロな雰囲気を味わえます。


印西市吉高930-1(個人所有)
樹齢は約300年、幹周り7m、樹高12m、枝葉は東西24m南北25mの、孤高の山桜です。
桜開花時期は大勢の見物客が訪れる印西の桜の名所の一つです。


印西市将監地先(個人所有)
絶滅危惧種の葉直径2mにもなるオニバスです。1982年から確認されていないそうです。ただ数年経って咲く可能性もあるそう。
まだこの池には行った事がありません。


印西市中根地先(個人所有) 
樹齢1000年、樹高15m,根廻1mの老木です。
個人宅内にあり、まだ行った事がありません。


印西市大森2346-2(個人所有) 
7世紀に築造された横穴式石室を持つ方墳です。個人敷地の竹林の中で、普段は入口が閉ざされています。まだ行った事がありません。

まだ行った事のない上記の3件は、ホームページ上の写真をお借りしました。
武蔵屋店舗と上宿古墳と植物3件は個人所有となっています。管理保全の補助は殆ど無いと聞いています。

師戸城は中世城郭で「龍ヶ谷城」とも呼ばれています。現在は県立印旛沼公園として整備されています。現在堀跡のみが残っています。
公園から西印旛沼の眺望は絶景です。


印西市内にある文化財でも、仏像等の彫刻や工芸品の文化財は寺社等に保存されていて、通常は公開していません。
神楽や踊りの文化財も同じく催事等に公開され、開催日時が決まっています。

文化財の中にも個人の所有地の中や、個人の所有物があります。見学するには前もって連絡した方がよいでしょう。
それらの多くの文化財は管理保全を個人や地域住民や市民団体が行っています。市役所が管理に関わっているのは、市営公園の中にある文化財くらいだと思います。
ホームページに載せるくらいの文化財なら、もっと行政でしっかりと管理して欲しいと思うガネーシャJr.でした。