印旛地域独特の三神社(鳥見・宗像・麻賀多)、麻賀多神社 | ガネーシャJr.の印西暮らし

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2015年迄印西市ではんこ屋を営んでいたガネーシャJr.と申します。角膜と硝子体の目の病気ではんこ屋を閉店しました。
里山と近郊都市の両立する印西市が大好きで、市内を散歩しながら見た事や行政に感じる事を個人的見解で書いています。どうぞ宜しくお願い致します。

こんにちは、ガネーシャJr.です。


千葉県ホームページを見ると、印西は印旛地域に続しています。昔のこの地域は印旛郡◯◯町か印旛郡◯◯村でした。

これらの市町村が印旛地域です。中心に印旛沼があり、その周囲の地域です。

昔あった巨大な内湾「香取の海」の一部の印旛浦が今の印旛沼になりました。

その印旛浦の周辺の古代印波国と言われた地域に、他には類を見ない三神社あります。
印旛沼の南東に麻賀多神社、北に鳥見神社、西に宗像神社の神社圏が成立しています。
この三社の名を持つ神社の殆どは広い境内があり、拝殿の裏に本殿を構え、周りに小さな接社を幾つかも構える立派な神社です。

麻賀多神社と鳥見神社は他の地域には無いこの地域だけの神社と思います。印旛地域に麻賀多神社は18社、鳥見神社は21社存在します。
宗像神社は総本社の福岡宗像神社の他に、全国にその名の神社は存在しますが、この地域の宗像神社は13社も存在します。
印旛地域の印旛沼周辺に存在する、この三社について調べてみました。 

最初はWikipediaにも載っている麻賀多神社です。麻賀多神社は印旛沼の対岸で印西市に一つもなく、実はガネーシャJr.は台方の本社しか行った事がありませんでした。

麻賀多神社は成田市3社(台方・船形・中台)、佐倉市12社(鏑木・大蛇・大佐倉・飯田・岩名・飯野・大篠塚・太田・城・高崎・高岡・江原新田)、酒々井町2社(酒々井・下台)、富里市3社(新橋・中沢)、八千代市1社(神野)があり、印西市には一つも存在しません。
全部で20社ありますが、高岡と神野を除いたのが麻賀多18社です。
本社と奥宮は日本武尊、他は神武天皇第1子で多氏系氏族の祖の印波国造伊都許利命を創始者としています。

麻賀多神社の総本社は成田市台方にあり、奥宮を船形に持つ大きな神社です。
台方本社は宗吾霊堂北1kmの旧国道464号(宗吾街道)の道路沿いにある大きな神社です。
赤い塀が車で走っていても目立ちます。

写真はお正月ですが、とても大きな神社です。
裏は巨大なご神木のある森になっています。
船形の奥宮は成田ニュータウンの隣にあり、奥宮とは思えない大きな神社みたいです。

麻賀多神社は印西市に一つもない上に、印旛沼の対岸になります。だから中々行く機会が少ないです。
やはり印旛沼は松虫姫や佐倉宗吾の行くてを阻む巨大な湖だったと実感します。


次回は鳥見神社と宗像神社について調べます。やはり印西市内の神社は行き易いと思っているガネーシャJr.でした。