印西市長選挙2012年、板倉市長誕生からです。
予想を覆して山﨑前市長の3選を阻んだ板倉新市長でした。
公約通りゴミ処理施設移転を白紙撤回して、新たに公募で吉田地区に移転決定しました。
小中学校のクーラー設置は議会で反板倉市長派議員達の猛反対もありましたが、全校に設置されました。
当選直後は会派新政と会派市民と共産党が市長派と一部の議員が応援しました。
2014年頃から板倉市長は五輪誘致運動を開始し
市政は混乱、市長派は会派市民の2議員だけになった時期もありました。
印西市議会では100条委員会も開かれ、夜遅くまで議会が行われていました。
市長派と反市長派は対立しました。
その後五輪誘致運動は失敗に終わりました。
市議会や市政が混乱していた時期でも印西市は発展を続けました。
2012年から2018年まで「住みよさランキング」が7年連続1位になりました。
2013年にはコストコやカインズホームがオープン、2015年はグットマン物流センター最初のステージ1も出来ました。
2016年の市長選挙は自民党公認(地方自治体首長選挙では珍しい)の中澤俊介議員が立候補、公明党も支持して反板倉市長派が結束しました。
板倉市長は共産党が支持を決め、会派関係無く一部の議員が応援しました。
中澤議員は自民党の強みで、板倉市長の弱点だった国や県のパイプを協調しました。
前年の県会議員選挙で自民党公認の滝田県議がニュータウンの雨宮市議会議員に圧勝して、その勢いか続くと見られました。国会でも安部政権が圧倒的でした。
結果は板倉市長が2638票差での再選でした。
当選直後に印西市政20周年記念事業で花火大会を開催、しかし突然中止となりました。
(いつまでも上がらない花火を待つ市民)
その後花火業者と資金や責任の擦り合いを裁判で争っている不可解な出来事でした。
2期目の市政は大きな変動はありませんでしたが、誰が市長派の議員か判らない状況になっています。
印西市にはまだまだ問題が山積みです。
印西市は去年から「住みよさランキング」が1位を外れ少し停滞気味かと思います。
これから4年間はどんな風になるのでしょう?
次期市長の市政を期待します。
2019年の県会議員選挙は自民党公認の滝田県議と岩井県議が再選しました。立憲民主党公認候補者とニュータウン市議会議員は敗れ、この選挙の結果も考慮しなくてはなりません。
どなたが市長なっても、印西市をもっと良い街にして下さい。
印西大好きのガネーシャJr.でした。