座薬も浣腸も肛門から挿入して
腸を刺激する事で排便を促す外用薬です
浣腸は肛門から液体を直腸内に注入するのに対して
座薬はロケット型の固形薬を直腸内へ挿入して炭酸ガスを
発生させる事で腸の蠕動運動を促進させて排便を促します
挿入後数分から60分ほどで緩徐に効いてきて
急激に催す事もほとんど無いですし
胃や腸を通過せずに、直腸で直に作用しますので
胃腸の弱い方や浣腸は恥ずかしいと思い使用を躊躇したり
注入後すぐに催してしまい、十分に我慢しきれずに
薬液を漏らしてしまい失敗したりと、浣腸が苦手な方でも
座薬だと安心して使う事ができます
座薬は市販薬より病院で処方される事が多いでしょうから
使い方はその時に聞く筈ですが、向きを間違えずに
とがった方を肛門へ挿入する様に、便が固くて
滑らかに挿入できない時は先端にオリーブオイルや
ワセリンを塗ると滑らかに挿入できます
挿入時の姿勢も自己流でOK、しゃがんたり、
浣腸する時と同様、横向きに寝た姿勢で挿入するのが
良いかと、3分の2くらいまで挿入後に立ち上がると
そのまま直腸内へ自然と入っていきます
私も病院から便秘用座薬(レシカルボン)を処方されていますが
挿入を試みても、便が固くて固くて....挿入時も痛くて痛くて(>_<)
結局、固く詰まった便の隙間を縫う様に薬液が届く浣腸が
ファーストチョイス、そして、最も楽な便秘解消法となっています