私は出来るだけ、ひとまとめでカギを管理したいので、
今までは自転車の盗難防止用にワイヤー錠を利用してました。
…が、最近ワケあって変更することになったので、
ホームセンターで、ボタン式のリング錠を購入して自転車本体に取り付けた。
これならいちいち鍵を持ち歩く必要もないので、
一応理想の状態ではありますが、取り外せる鍵が無いということは、
リング錠本体に鍵がつけっぱなしだと言えなくもないのです。
というわけで、このリング錠の安全性…
…つまり、適当にやってみて解除される確率はいかほどなのかについて考えてみる。
適当に拾ってきた画像。多分同モデル
そのリング錠には、ボタンが10コあり、解除番号は4ケタである。
ここが重要なのだが、本体に付いていた解除番号には順番があるが、
実際に入力する際には順番は関係ない。
つまり、1234が解除番号だったとしても、4321と打ち込んでも解除されてしまう。
入力する順番が関係ないというのは問題であるような気がするけど、
デジタル式じゃないからPCなどで解析というわけにもいかず、手当たりしだいに打ち込んでも、
解除するにはそれなりに時間がかかってしまうだろう。
価格も1500円ほどだし、自転車程度ならこんなので十分なんでしょうかね
というわけで、力業で解除する場合の確率を計算してみることにする。
計算したい事を簡単にすると…
ボタン10コから、順番関係なく4コのボタン選ぶ
↓
10C4=210[通り] (4つずつ選ぶすべての組み合わせなので、1234と4321などは同じものとして扱う)
↓
このうちの1つが正解の組み合わせ
↓
1/210 (210分の1)
…予想以上に少ないです。
これじゃあ、意外と早く解除されてしまうかもしれませんね
毎日1通りづつ試していけば1年かからずに解除できてしまうことになる
では、もしも入力する順番も必要ならば、その確率は…
10コから4コ選んで並べる組み合わせ
↓
10P4=5040[通り] (この場合は順番も考慮するので、1234と4321などは別物と扱われる)
↓
そのうちの1つが正解の並びの組み合わせ
↓
1/5040 (5040分の1)
となり、順番が関係ない場合よりはるかに解除されにくくなります。
しかし、前述の通り自転車程度の盗難防止にはこの程度でも十分な効果がありそうです。
…が、万全を期す方にはディンプルキータイプのロック錠前にすることを強くオススメしますね
中学生以下にはちょっと難しい記事になってしまいました…
こういう身近なものを習った数式で求めてみるというのもなかなか楽しいものです
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12/3 何となく追記。計算内容をもうちょっと細かく説明しておきます。
10P4=10!/(10-4)!=10×9×7×…×1 / 6×5×…×1=10×9×8×7=5040
10C4=10P4 / 4!=10×9×8×7 / 4×3×2×1=5040/24=210
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2009 2/26 さらに追記
最初の10コのボタンから順番関係なく4コを選ぶ試行っていうのは、
10コから4コを選んで並べる試行の、すべて並びの場合が正解って意味なので、
4コを並べる試行 =4! =4×3×2×1=24 (通り)の全てが正解だということ。
よって、 24/5040= 1/210 (210分の1) ってわけです。
