【雑記】カクヨムコン9最終選考結果発表 | 判家悠久 Walk On & Stay Safe

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常住座臥。それも日々の泡に過ぎず。

そう言えば最終選考結果書いていないかなと。ここは例年の義務という事で。

 

 

・第9回カクヨムWeb小説コンテスト / カクヨムWeb小説短編賞2023 最終選考結果を発表しました - カクヨムからのお知らせ https://kakuyomu.jp/info/entry/webcon9_result 

 

 

 

長編:応募総数:12,309作品/短編:応募総数:16,646作品。合わせて3万作品行かなかった様です。期間中作品数に拘るのならば、中編コンテストもあるべきなのですけど。そう成果物にしにくく、加筆のお手伝いに入れないのが現状でしょうか。

とは言え、作家さんの中にはそれ程改稿必要なかったとの声も聞くので…編集さんの個性広しという事ですね。荒野から即戦力は究極のコスト追求でもあろうし。

 

 

 

・第9回カクヨムWeb小説コンテスト 開催結果

https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomu_web_novel_009

 

 

 

長編受賞者は、ここ数年リフレッシュですね。そもそも9年も開催していると古参は、何かしらの形でデビューしているのが現状でしょう。今の出版不況の時代にデビューしても日々の営業活動大変だろうと思います。とは言え、出版してもコンクーラーになるのは、作家として希望のある活動なのかなとも。

 

また、ここ数年基準がキツかったエンタメ総合部門大賞にSF作品が大賞取ってます。嘘でしょう。しかも銀河系って、チョイスが。巷の噂ではハヤカワの編集さんが転職されたそうで、一発仕掛けようかなが見えます。まあ角川は表紙次第の歴史でもあります。当該作品は200万pvと凄まじいので出版もされましょうけど、新規に翻訳機能があればリワードの方が収入有りそうですけど。ここもどうでしょうか。

 

あとは、流石に今年も該当無しではまずと悟ったかの、映画・映像化賞に佳作2つ受賞です。共にpv見ると3,000台。あらすじ読むと、新聞のラテ欄でもフックが無いか。大賞は、中規模映画からの口コミ大ヒットを目論見としているでしょうし、ここはセルフプロデュースがまず有りきなのですけどね。ここ季節毎にお金取ってでもワークショップ開いた方が良いと思います。一般人が即映画部の即戦力になり得ませんし。

 

 

 

・第9回カクヨムWeb小説短編賞2023 開催結果

https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomu_web_short_2023

 

 

 

短編になると、古参の方もお見受けします。そうなんですよね。長編書いても抉るヒット得られないなら、短編で連打しようもあります。その戦略によって、毎年短編が埋もれて一切読まれない現象が発生します。編集部としては、目を通してるとはコメントしてますけど。あらすじスルーは固く無いですけど。どうなのでしょうね。この先も。

 

ここは去年もレギュレーションそうだったかなですけど。特別賞にプロ作家さんがいます。短編へのプロ参加は良いみたいですけど、ちょっと錯覚しそうです。もうというべきか、プロ作家さんは、プロコンテストに集約して、そっちでお祭りすれば良いと思います。コミケット様相なのに、そこに傭兵紛れ込んでは、果たして皆が楽しめるのかは有ります。

 

あとは短編作品数が膨大なのに、賞の数が少なすぎやしないか。コミカライズもありましょうけど、短いセリフにセンテンスを凝縮出来る作品は、正直コンマ二つのの世界でもあるかどうかで。やはり編集さんの腕まくり次第なのかなと。それだったら、日々の拾い上げでも良くはしないか。昔も今も短編でカタルシスがある作品はそうそう出会えません。

 

円城塔賞に限っては、講評も何かよく分からないけど、面白い作品があるよって感じです。ここだけ抜くとSFで公募してたのに、抜群のSFには思えません。今季SFに力入れてるのなら、もっと露出多くしてもよいのではとも思います。無理にSF頑張ると、昔のカクヨムコンの様に良からぬ、法の網を潜る方もいるし、ハンドリング難しいですよね。

 

と。カクヨムコン9の総論はと言うと、ここ数年と同じでは無いかなと。昔からの角川はメディアミックスの会社なので、もっと人参大きい方が良いと思います。映像化するよの次に、この女優さんで仕上げてこい。ドラマ1シーズンのジェットコースターを作れ。具体的なハードルを与えた方が、覚醒する作家さんいるとは思いますよ。

カクヨムコン10、グッドラックです。