こんにちは。飲食店繁盛会の小幡です。

今年も早くも8日め。
松もとれ、お正月らしさはなくなってきました。

昨日は七草。
今は少量パックやフリーズドライなどがあって
気軽に七草粥をいただけます。

なので朝からおかゆを焚いていたのに
横でお餅を焼く人が。。。

好きなものを食べた方が体にいいといますし
それはそれでいいんですけどねぇ。

さて、お正月にはお雑煮がつきもの。
皆さんは食べましたか?

関東のお雑煮はおすまし。
私もおすまし仕立てのお雑煮をいただきました。

でもって、関西の味噌仕立てのお雑煮代わりに
いただいたのが新年の和菓子「花びら餅」

大人になってから知ったお菓子で
もとは京都菓子ですが、最近は関東でもよく見かけます。

こちらは博多の和菓子屋さん「鈴懸」の「葩餅」。

鈴懸葩餅

求肥餅の中に味噌餡と甘く煮たゴボウが包まれています。
ほんのり赤く色づけされた餅が透けて見えます。

平安時代の宮中行事「お歯固め」の儀式に由来します。

新しい一年の始まりに猪肉や押し鮎、お餅といった
固いものを噛むことで長寿を祈った儀式で
『源氏物語』にも書かれています。

押し鮎(鮎を塩漬けにして重石で押したもの)に見立てた牛蒡と
味噌仕立てのお雑煮に見立てたお餅と味噌餡を使い
菱葩(ひしはなびら)、通称「はなびらもち」になったそうです。

断面はこちら
鈴懸葩餅_断面

鈴懸の味噌餡は好みの味。
ゴボウも甘すぎずやわらかです。

季節菓子でなく、通年あったらきっと食べないけど(すみません)
縁起のいい新年の和菓子ですから
いただいてみるのもいいですよ。

って、もう売ってないかな?

末筆となりましたが、
本年も飲食店繁盛会を
どうぞよろしくお願い致します<(_ _)>


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