こんにちは。飲食店繁盛会の小幡です。
8月だというのに、晴れ間が少ないみたいですね。
日照不足で農作物にも影響が出てきているという
ニュースを見ると、嫌な夏の暑さも欲してしまいます。
さて、暑い夏の料理と言うと
サッパリしたもの、スタミナのつくもの、
そしてスパイシーなものが注目されますね。
今日は、胡椒と山椒を使った
スパイスの効いたケーキをご紹介します。
先日、豪華シェフ参加の披露宴でも話題になった
あの「Toshi Yoroizuka 」さんのチョコケーキです。
わかりますか?
デコラシオンで使われている赤い小さな丸いもの、
ピンクペッパーなんです。
テリーヌだとか、ローストビーフとかに
添えられているような。
でも、艶やかできれいなチョコレートのグラサージュに
この色が映えますね。
ナッツ類もアーモンド、ピスタチオ、ヘーゼルナッツと
鎧塚さんらしく贅沢に使ってます。
その上にはやや固めの濃厚ながら
ビターでおいしいガナッシュ。
周りのムースも甘さ控えめ。
なんでもスパイシーなチョコを使っているとか。
ボンボンショコラでもシナモン始め、胡椒、唐辛子、
などなどスパイス系が流行りましたよね。
ボンボンショコラは私も、アニス・カレー・山椒などなど
いろいろと食べたことありますが、
チョコムースケーキとの組み合わせは初めてです。
全体的にビターな仕上がりなので
ピンクペッパーや山椒も違和感を感じることなく、
濃厚なチョコレートの後味を引き締めてくれます。
さてさて、このチョコムースケーキの名前は
「ムッシュ・キタノ」です。キタノさんという意味ですよね。
実はこれ、北野武さんをイメージして作ったケーキなんだとか。
東京ミッドタウンでは鎧塚シェフが目の前で作ってくれる
デセール(皿盛りデザート)がいただけることで人気ですが
ミッドタウン店ではいただけるそうですよ。
どういうイメージを表したのかは
詳しくわからないですが、私が感じたのは
見た目はきれいで艶やかで
濃厚な味わいとムースの滑らかな口溶けで、
ピリっと刺激的なアクセントがある大人向け?
って感じでしょうか?
夏にもイケル濃厚チョコケーキです。