どうも、アカウントが謎に消えたので初投稿です。なんとなく最新AK-12らへんについて調べたのでまとめます。


 AK-12 SP/AK-12K SP(AK-12 SPK)



【TTX(基本情報)】

使用弾薬       5.45×39mm

本体のみ重量     3.6kg

全長(SP/SPK)    935mm/875mm

全長(銃床折りたたみ) 690mm

初期弾丸速度     900 m/s

射撃速度(1分)     600〜700


2021年の"Army-2021"にて発表された特殊部隊向け仕様のAK-12 2020年プロトタイプ。AK-12とAK-15の改良プロジェクトである"AK-EVOプロジェクト"によって開発された。


大きな違いとしては

①グリップのチェッカリングのパターンを変更している(HK416A5を元にしている)

②ハンドガード左右の小型ピカティニーレールを廃止し、M-LOKスロットに変更

③左側面に親指操作可能なAR-15タイプセレクターが追加

④右側面のAKセレクターの突起を廃止し、付け根あたりに小型の突起を追加し操作をしやすくなっている


おもにセレクター周りが大きく改良されている。(このチラッと見えているチークパッドは標準装備ではない)



またAK-12 SP/SPKの試作?という立場にあるAK-12 EVO。ウラジミール・オノコイが開発した。


 AK-12 2022年プロトタイプ



【TTX(基本情報)】

使用弾薬       5.45×39mm

本体のみ重量     不明

全長         不明

全長(銃床折りたたみ) 不明

初期弾丸速度     不明

射撃速度(1分)     不明


これ以前のモデルのAK-12をSVO(ロシアウクライナ戦争)の戦闘履歴を元に改良を施したモデル。

ベースはAK-12 SPではなくAK-12 2020年プロトタイプがベースになっている。


2022年12月8日のソロヴィヨフLIVEプログラムの放送で、カラシニコフ・コンツェルンの社長のアラン・ルシュニコフが

「特別な軍事作戦の開始に伴い、私たちは日常的に顧客と協力してすべての問題を解決するワーキンググループを作成しました。2023年には修正されたAK-12が再び発表し生産されます」

と発表した。


大きな違いとしては

①2点バーストを廃止

②セレクターの形状を変更

③フロントサイトの形状を変更

④チークパッドを標準で装備

⑤今までのマズルブレーキを廃止し、取り外し不可能な固定マズルブレーキを装備(AK-19タイプのもの)


⑤のマズルブレーキはそのまま上にPMS(サプレッサー)を被せることで消音できる。

そして④の改良により頬付けできる照準器が増え、対応する光学照準器が増えた。


①他のロシア照準器でいう"П(P)"の位置。標準。(1.8mmのアイアンサイト)

②4.5mmのアイアンサイトで、暗い場所での戦闘用。(4.5mmのアイアンサイト)

③600m(1.8mmのアイアンサイト)


 AK-12 2023年プロトタイプ



【TTX(基本情報)】

使用弾薬       5.45×39mm

本体のみ重量     不明

全長         不明

全長(銃床折りたたみ) 不明

初期弾丸速度     不明

射撃速度(1分)     不明


AK-12 2022年プロトタイプのカラシニコフ・コンツェルンの社長、アラン・ルシュニコフの発表どおり、2023年に発表された2023/09/07現在最新のAK-12。


大きな違いは

①4面のピカティニーレールを装備した新型のハンドガードを取り付けている

②ボルトがレシーバー後端にあたり変形するのを防ぐためにシャッターフレームストップを導入


これが2023年中に量産されるらしい。

AK-12 2016年プロトタイプのボロクソ評価よりかは良い評価になるではないだろうか…


【参考文書】

AK-12 SP/AK-12K SP


AK-12 2022プロトタイプ(AK-12M1)①


AK-12 2022プロトタイプ(AK-12M1)②


AK-12 2023プロトタイプ(AK-12M1)