どうも、お久しぶりです。埴輪です。
久々なくせにいきなりですが、今回はMtGアリーナでのデッキ構築録になります。ここ最近ずっと調整していたデッキが一段落したので、一度構築・調整の過程を言語化しようと思い、この記事を書くに至りました。僕はMtG初心者で、かつカードゲーム自体もそこまで造詣が深いわけでもないので、至らない点も多々あるかと思いますが、どうかお許しください。
0.はじめに
今回のデッキは、MtGアリーナのBO1ルールで使用する関係上サイドボードが組まれていません。一応サイド組むならこんな感じかなぁという案は脳内にあるので、サイドに関してはそこに軽く触れるだけにします。
また、カード資産の関係上土地周りがかなり怪しいです。一応この土地で問題なく回ってはいるのですが、あるのであれば多色土地を採用した方がよさそうです。
1.始まり
※今回の記事には、上のデッキリストにあるカードは1枚も出てきません。ご了承ください。
「は?リストのどこにもいないじゃん」となった方、正解です。このカードは最終的にデッキから抜けています。1つのカードを決めてデッキを組んだはずがそれが抜けるというのは往々にしてあることで、このデッキもそのパターンでした(構築が下手なだけとも言う)。
それはともかく、このゴロス、明らかな夢があります。EtBで土地を引っ張ってくるのはおまけ(私は実際に使うまでこちらの能力を知りませんでした)で、下の能力がメインです。
「7マナでカード3枚踏み倒し!?うせやろ!?全知踏み倒したら勝ちやんけ!」
とは誰もが考えたと思います。というわけで、僕はゴロスで全知を踏み倒すデッキを作り始めました。
ゴロスを使う上でどう見てもネックになるのは能力の起動コストです。各色1シンボル+無色2の合計7マナというのは、どう考えても普通のデッキで出るマナではありません(最近はスケープシフトにぶち込んで普通に起動されてるみたいですが)。
というわけで白羽の矢が立ったのがこのカードでした。
全ての土地から全てのマナが出るようになるこのカードは、まさにゴロスのためにあると言っても過言ではないでしょう。これにより、単色デッキですらゴロスの能力が起動できることになりました。しかし、ここまで見てもこのデッキには明確な弱点があります。
そう、遅いのです。3T目に灯篭なんか置いた日には、相手の漆黒軍の騎士にずったずたのボッコボコにされ、チャンドラの吐火にワンパンされ、灯篭など跡形もなく消し飛んでしまうでしょう。そこで、私はどうにかしてこいつらを踏み倒せないかと考え始めました。最初に考えたのは、緑を入れて正統派のランプをする方法。ただ、全知を入れる関係上一応青マナは持っておきたいですし、そもそも青緑使うなら「発現する浅瀬」でいいじゃん……
かといって青単で組もうとすると、序盤でのテンポロスをどうにも取り戻せません。1/1や2/2をどうにかできるマナ加速はいないのか……
おるやんけ!
アーティファクト限定とはいえ2マナ出て、ショックに焼かれない1/3。もうベストアンサーでしょう。間違いない。下のサーチ能力は持ってこられるアーティファクトが弱すぎるので無視します。
2T目にこいつを出し、3T目セットランドからゴロスが着地するのも美しい。彩色の灯篭はまぁ……適当に出せばいいでしょう。3T目灯篭でも3マナ浮くからなんかできそうだし。
というわけで、出来上がったのが以下のリストです。
お前……ドビンのために白タッチしたんか……?
ともかく、先ほどのパッケージにプレインズウォーカー各種を足して、適当にドローできそうなカードを足した形です。全知は手札にダブつくとイライラするので2枚。なんか終盤に出すカードが欲しかったので、一応素出しも視野に入れられる王神の立像を3枚入れました。プレインズウォーカーのラインは、僕がアリーナを始める前に公式で紹介されていた岩SHOWさんのデッキを参考にしています。
とまぁ仮組で回してみた結果、
遅い。
武器職人はまだいい仕事をするんですが、その後が続かないこともしばしばあり、また続いたところで致命的だったのが全知を踏み倒したところでそこから出すものがないということでした。このデッキ、弱いぞ……
ただ、発見もありました。相手が事故っていたりして長期戦になると、予想以上にアーティファクトが並ぶのです。そうなると当然、アーティファクトの数を参照するようなカードがあれば強いんじゃないか?という発想に行きつきます。ここから、今のデッキへの道のりが始まるのです……
というわけで、今回は疲れたのでここまでで終わります。次回からは最初のリストを作り始める……はずです。




