入院前日まで仕事が忙しく、子宮全摘について感傷に浸る間もありませんでした。
入院した個室は、ナースステーションの近く。
ナースコールなのか断続的にアラーム音や赤ちゃんの声が聞こえてくる部屋でした。
(ずっと「婦人科」と書いてきましたが、正確には「産婦人科」にかかっていたため、同じ病棟で出産もされてました。甥っ子もこちらの産まれ)
前回、手術後はなかなか眠れなかったため、この賑やかな音が辛くなるかもしれない‥と不安でした。
寝不足のまま入院し、前回の経験もあるせいかそれ程緊張もせず、入院初日はよく眠れました。
翌日の手術後の当日は長い夜を過ごしましたが、部屋の外の音を気にする余裕もなく。
手術日翌日は前回比でやたらと元気に回復し、またナースステーションのアラーム音や赤ちゃんの鳴き声が聞こえてくるようになりましたが、元気に泣けていいね〜、と甥っ子のことも思い出しつつ穏やかな気持ちで聞いてました。
そして、回復の早さのお陰か夜はそれらの音も気にならず、眠れました。
身体的にも、手術をしたため当然ながら表面はお腹の傷に何か当たると痛い、内部はずーん、といった軽い痛み?違和感?を感じることがあるものの、正直臓器を失った感覚はなく‥(見えないですし)
手術後、悪性腫瘍でもないのに子どもを産むことなく子宮を失う決断をしたことに感傷的になるかもなぁ、と思っていたのですが、そうなりませんでした。
子どもを産むイメージが自分自身にはなかったのかな?と思います。
更年期の捉え方も、子どもを産んでいても「女じゃなくなるようで‥」と鬱っぽくなる人もいれば、「生理が終わって楽になる!」と人によって感じ方は色々のようです。
初回の子宮筋腫手術では全摘まで思いきれず、お陰で二回も手術を経験することになってしまいましたが、自分で納得できたこのタイミングで全摘したからこそ、喪失感に悩まされることもなく過ごせたと思うので、それぞれの決断は自分にとってベストだったな、と今は思ってます。