ルノワールとパリに恋した12人の画家たち | 落書きです

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いろいろとね…写真が多いのは文章を考える力がないためです。

横浜美術館快感30周年記念 オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち


この前こちらを観に出掛けました。
HPより。横浜美術館開館 30 周年を記念して、オランジュリー美術館所蔵品による「オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した 12 人の画家たち」を開催いたします。
パリのセーヌ川岸に建つ、オレンジ温室を改修した瀟洒な佇まいのオランジュリー美術館。画商ポール・ギヨームが基礎を築いた同館所蔵の印象派とエコール・ド・パリの作品群は、ルノワールの傑作《ピアノを弾く少女たち》をはじめ、マティス、ピカソ、モディリアーニらによる名作がそろったヨーロッパ屈指の絵画コレクションです。
ギヨームは若き才能が集まる 20 世紀初頭のパリで画商として活動する一方、自らもコレクターとして作品を収集しました。私邸を美術館にする構想を果たせぬまま彼が若くして世を去った後、そのコレクションはドメニカ夫人により手を加えられていきました。そしてこれらの作品群はギヨームとドメニカの二番目の夫の名を冠した「ジャン・ヴァルテル&ポール・ギヨーム コレクション」としてフランス国家へ譲渡され、同館で展示されるようになりました。
本展は同館が所蔵する 146点の絵画群のうち 13人の画家による約 70点が、21 年ぶりにまとまって来日する貴重な機会です。コレクションに秘められた物語とともに、世界中の人々に愛され続ける名品の数々をご堪能ください。


展覧会HPの概要に書かれたとおりですが、そのコレクターとしての一面が分かるのがこの画商の部屋を再現した模型。

今回観た作品に囲まれて暮らしていた。


構成は12人の画家ごとに展示されたものになっています。
1.アルフレッド・シスレー
2.オーギュスト・ルノワール
3.ポール・セザンヌ
4.アンリ・ルソー
5.アンリ・マティス
6.パブロ・ピカソ
7.アメデオ・モディリアーニ
8.キース・ヴァン・ドンゲン
9.アンドレ・ドラン
10.マリー・ローランサン
11.モーリス・ユトリロ
12.シャイム・スーティン

展覧会の目玉ともいえるルノワールの「ピアノを弾く少女たち」同じモチーフで全部で6枚描かれました。

ルソーの「婚礼」何とも言えないルソーらしい絵。同時代の画家達にも、我々には描けない何かと形容されたヘタウマの元祖とも言われるルソーも5枚きています。あの人形を持つこどもも…

アメデオ・モディリアーニ「新しき水先案内人ポール・ギヨームの肖像」無名だった画家を支援してくれた画商へ敬意だろうか。

マリー・ローランサン「ポール・ギヨーム婦人の肖像」マリー・ローランサンもギヨームの支援で流行画家となりました。ココ・シャネルを描いた絵もきてますが本人は受け取りを拒否したそう、何が気に入らなかったか絵を観て思いを馳せてみては。


一般 1,700円(団体1,600円) 
大学・高校生1,200円(団体1,100円)
中学生700円( 団体600円)
小学生以下 無料
65歳以上 1,600円(要証明書、美術館券売所でのみ対応)