毎年、横浜の山手西洋館で行われる「世界のクリスマス」
今年も見てきました。
今年はフランス、ウクライナ、カナダ、オーストリア、オーストラリア、イギリス、ドイツです。
紹介文は山手西洋館HPより。
ブラフ18番館・フランス
フランスでは家族が集まってクリスマスをお祝いします。家族みんなで食卓を囲み、大人も子供もプレゼント交換をして楽しみます。
■展示コンセプト
〜家族で過ごすクリスマス〜クリスマスには家族や親せきが集まって楽しく過ごすフランス。レストランで華やかに過ごすのではなくママンがシェフやお花屋さんに変身して、いつもの食卓にちょっと工夫をこらしてクリスマスを演出します。
■コーディネーター
高橋加寿恵(Les Pitous主宰)
外交官の家・ウクライナ
ウクライナの冬のお祝い事は12月19日に「サンタの日」で始まり、1月19日の御公現の祝日まで続きます。この中でも一番大事とされているのは1月7日の「クリスマス」。前日の6日の夜に家族全員でまり、聖なる夕食をいただきます。この特別な日に向けた準備とお祝いをぜひご経験ください。■展示コンセプト家族でのクリスマスの心地よさ■コーディネーターコヴァリョヴァ・ナタリャ(ウクライナ伝統・文化講師)
べーリックホール・カナダ
今日目にするカナダのクリスマスは、フランス、イギリス、アメリカ合衆国の流れをくみ、広大な国土、雄大な自然環境とともに育まれ、二十世紀初め頃に出来上がりました。一年で最大のお祝いの日で、家族で楽しみます。
■展示コンセプト~カナディアン、ナチュラルクリスマス~カナダのウッドを使い、クリスマスを表現します。■コーディネーターエドウィン アール モレナール(フローラルアーティスト)
エリスマン邸・オーストリア
クリスマス市があちこちに立ち、とても賑やかになります。街の中心に大きなアドベントクランツが飾られます。これは、リースを横にして飾り、その上にキャンドルを4本立てたものですが、クリスマスの4週間前から1本ずつ点灯し、クリスマスには4本のキャンドルが点灯します。■展示コンセプト“煌めきの花で飾るオーストリアのクリスマス"スパイスや木の実の香り漂うリースやツリーを飾り、ウィーン、ザルツブルク、インスブルックのクリスマスを演出します。金銀で創る煌めきの花をちりばめたテーブル装飾やインテリア。これは、ハプスブルク帝国の女帝マリアテレジア、その娘としてのマリーアントワネット、皇妃エリザベートをイメージした部屋の演出です。■コーディネーター石井万里子(マインシュティール主宰)
山手234番館・ドイツ
ドイツでは、クリスマス前のアドベントになると大都市だけでも2,500以上のクリスマスマーケットが開催されます。また地域ごとに何百年にわたり受け継がれてきた様々なクリスマスの習慣がありますが、どこの家庭もクリスマスは家族や友人と共に過ごします。■展示コンセプト伝統的な【ドイツマイスター家族のクリスマス】ドイツには約170のマイスター資格が存在するそうです。その中のテーブルウェアー、カトラリーを作るマイスター家族のクリスマスを装飾します。■コーディネーター松尾洋子(アトリエ ル・レーヴ テーブルコーディネートアカデミー校長)
横浜市イギリス館・イギリスイギリスではサンタクロースのことを「ファーザー・クリスマス」と呼びます。これは先住民であるケルト民族の言葉で、この季節の喜びや希望をあらわす妖精のお爺さんのことでした。このようにイギリスのクリスマスは、ケルトの文化の影響を受けています。■展示コンセプト伝統的なイングリッシュガーデンの原形と言われているコッツウォルズ。 旅してみたい憧れのコッツウォルズ地方のなだらかな丘や散歩道の風景をもとに純朴でメルヘンチックな想い出深いクリスマスを演出します。■コーディネーターいなみ純子(横浜山手ガーデニング倶楽部)
山手111番館・オーストラリア
南半球に位置するオーストラリアは、真夏の中クリスマスを迎えます。真夏でも家の中はクリスマスツリーやお花を飾り、チキンやターキー、バーベキューでお祝いします。
■展示コンセプト先住民アボリジニがブッシュメディスン(薬草)として使用してきたオーストラリアン・ワイルドフラワーをふんだんに使用し、オーストラリアのあたたかい夏のクリスマスを表現しました。西オーストラリアのワイルドフラワーの紹介もします。■コーディネーター
渡邊玲子(株式会社Poko代表取締役)