葛西臨海水族園 | 落書きです

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いろいろとね…写真が多いのは文章を考える力がないためです。


葛西臨海公園に出かけたらやっぱり水族館にも。

東日本で人気の水族館。値段も700円と、大抵の水族館が2000円ぐらいなので相当に安いです。
各地の美術館を設計した谷口吉生による設計でガラスのドームが印象的。有名なマグロの回遊する水槽には人の身長ぐらいの大きさのもの(165㎝ぐらい4年魚)のものまでいます。
大水槽にはサメやハタなどの巨大魚も泳ぎ回っています。写真はハタの仲間・タマカイ、サメの仲間・アカシュモクザメ。

広い施設内は展示も多岐にわたり600種の生物が飼育されているそう。

エリアは以下のように分かれています。HPより。
<太陽の航海者>

エスカレーターを降りた最初のコーナーで、アカシュモクザメやマイワシの群れ、ウシバナトビエイなどが来園者を出迎えます。

入館してすぐのエスカレーターを降りた所で帰りもここなので人がとにかく多い場所です。
一番目を引くのはやっぱりシュモクザメ。シュモクとは仏具で鐘なんかを叩く撞木のことだそうで英名のハンマーヘッド共々どこの国でもあの見た目は同じような物を思い浮かべるんですね。
エイのほうはウシバナトビエイというエイで腹側の見た目が牛の顔みたいなことなんでしょうか?

<アクアシアター>
<アクアシアター>
 ドーナツ型の大水槽の内側を、アクアシアターと呼んでいます。ここでは、2,200トンの水槽を群泳する迫力あるマグロ類を間近で観察することができます。

 
葛西臨海水族園を代表する目玉水槽がこのマグロの回遊する大水槽。165㎝ぐらいの4年目のクロマグロからハガツオ、スマといった大型魚たち。
マグロはクロマグロの体調3m重さ400㎏以上から、インド(ミナミ)マグロ200㎏、メバチマグロ150㎏、キハダマグロ100㎏、ビンチョウマグロ40㎏までの5種類がいるそうです。
ハガツオとスマはともにカツオの仲間でどちらも1mぐらいになります。
マグロの水槽と網で繋がってる擬岩側にはオキザヨリにハガツオとスマなどが飼育されています。

<世界の海>
太平洋、インド洋、大西洋、北極海、南極海。熱帯のサンゴ礁から極寒の極地の海まで、このコーナーでは世界中から集められた珍しい生き物に出会えます。

一つ一つの水槽は小振りなものが多いのですが美しい水生生物から不思議な形の生物まで世界各地から様々な生き物が集められています。左上はウミエラ、左下はダイオウグソクムシ、右下は美しいイソギンチャク。
魚でも熱帯魚のようにキレイなものから写真右上のシードラゴンのように魚とは思えない形のもの、写真中段のように岩にしか見えない(オコゼが3匹並んでいる)魚、深海のものだったり、寒い海に住むものだったり飽きることがないです。
太平洋、インド洋、大西洋、北極海、南極海。熱帯のサンゴ礁から極寒の極地の海まで、このコーナーでは世界中から集められた珍しい生き物に出会えます。

<ペンギンの生態>
やはり大半はよく見かけるフンボルトペンギン(右下)、そして頭にある黄色の羽根飾りが印象的なイワトビペンギン(右上)、ペンギンの中で最も小さいフェアリーペンギン(左下)、オウサマペンギンはこの日は奥に引っ込んでいて姿を小さく見れる程度でした。
葛西臨海水族園のペンギンコーナーはプールも深く大きいためペンギンたちのダイナミックな泳ぎも見る事ができます。

HPより。
フンボルトペンギン、イワトビペンギン、フェアリーペンギン、オウサマペンギンが飼育されている国内最大級のペンギン展示施設です。ペンギンの動きを、陸上と水中どちらからも観察できます。






<海藻の林>
 世界最大の海藻ジャイアントケルプと、カリフォルニアの海にくらす生き物たちを展示しています。波に漂う海藻の動きをゆっくり観察することができます。

<東京の海>
小笠原から伊豆七島、そして東京湾の外湾部から内湾部まで、さまざまな環境を展示しています。
ペンギンの展示エリアから屋内に再び戻ると、<海藻の林><東京の海>のエリアになります。海藻はジャイアントケルプ、ラッコが巻き付いてるあの海藻です、藻類では最大の物で昆布みたいです。
東京の海は熱帯魚の泳ぐ小笠原から空き缶の沈む東京湾…まで、ゴミの捨てられてるところまで再現されています。
写真右の岩に乗ってる魚はこれ水中では無く空気中の岩に乗っています。タマカエルウオという魚で魚なのに水が嫌い…濡れた皮膚で呼吸するので水は必要なのに水中が大嫌いという変わった魚で水に落ちると急いで水から出るそうです。

<海鳥の生態>

海鳥は、海を生活の重要な場所としている鳥たちです。エトピリカやウミガラスが、水中を飛ぶように泳ぐ姿を間近で見ることができます。
この日は夕方近くで鳥たちも休んでいました。
以前ちょうど餌やりの時に見た時は解説の通り水の中をすいすいと泳ぐ姿を見ることができました。

<水辺の自然>
自然が豊かだったころの東京の淡水環境が再現されています。「池沼」では流れの少ない池や沼の環境を、多くの水草を植え込んで再現されており、モツゴやドジョウなどを見ることができます。「渓流」では、ウグイなどの山間の渓流魚が展示されており、水の流れに逆らって泳ぐ魚たちをご覧になれます。

ツルやコウノトリの先に東京の淡水魚が再現された場所があり、馴染みのある魚が飼育されています。

今では考えにくいですが東京付近は江戸時代、タンチョウヅルの大規模な越冬地だったそうです。江戸時代にはタンチョウヅルを捕まられるのは徳川家だけで禁鳥制度などもあり保護されていたのが明治になりそれが廃止されると当たり前に見られたツルは乱獲により絶滅したと思われましたが釧路湿原で33羽が確認されようやく特別天然記念物になり保護され今に至るという感じのようです。