藤沢にある清浄光寺、通称の遊行寺のほうが有名です。公式サイト
踊り念仏で有名だった時宗の総本山で山号の藤沢山が藤沢市の名前の元のようです。
総本山という格式ながら鎌倉の観光寺などと違い人があまりおらず、普通の墓参りの人のほうが多かったぐらいだった。
寺の左側は国道一号が通っていて毎年、箱根駅伝で難所遊行寺の坂として名前が出てきます。
時宗の開祖「一遍上人」まぁ今のご時世、踊ってる僧はいませんが…
この遊行寺ですが、今の時期「ハクモクレン」が割と有名です。
青空に映えるハクモクレンですがこの日は残念ながら曇りだった…
このハクモクレンが東国花の寺百ヵ寺に選ばれています。
上品な甘さのある香りというがあまり感じることはなかった、普通の紫っぽいモクレンのほうが香りはある感じだ。この花が咲き終わる頃いよいよ桜の季節がやってきます。
そんなハクモクレンが畔に植わってる池が放生池といい。
天下の悪法ともいわれた生類憐れみの令では江戸市中では、ここの池まで金魚や鯉を放しにこなければならなかったそうだ!まあ悪法と言われるまでになったのは動物虐待や病人老人を捨てるとかを止めさせるのに規制をどんどん強めたせいでもあるようですが…
江戸時代の頃は分からないが現在の放生池はさほど大きくもなく、この池にそんなに魚を放したらエライことになるのでは?という感じだ。今はゆったりと錦鯉が泳いでいる。
物語「小栗判官(おぐりほうがん)」の舞台の一つでもあります。
長生院(小栗堂)の裏手に小栗判官と家来、照手姫、荒馬のものと言われる墓がある。
こちらが小栗判官のものといわれる墓。
小栗助重がモデルと言われる架空の人物ですしね。
「藤沢駅北口」徒歩15分、戸塚バスセンター行きバス「藤沢橋」下車。
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