2018年6月に龍安寺と一条天皇陵を訪れた時の記事になります。

一つ前の記事で仁和寺に行ったときのことを書いていますが、仁和寺を出た後龍安寺にも立ち寄ったのでした。
嵐電の御室仁和寺駅の二つ隣が竜安寺駅なのですが、電車に乗らなくても歩いて行ける距離なので体力がある方は良ければ二つのお寺を徒歩で回ってみてください。そんなに難しい道じゃないですし。

禅苑の名刺、大雲山龍安寺。
その創建は宝徳二年(一四五〇)、足利将軍の管領職にあった細川勝元が、徳大寺公の山荘を譲り受け、妙心寺第五世の義天玄承(詔)禅師を開山に迎え創建しました。(龍安寺HPより)


龍安寺入口


池には蓮の花

方丈へあがる階段

有名な石庭
人が映らないように撮ってますが、手前は観光客だらけです。龍安寺は特に外人さんが多い印象。近くに金閣寺もあるから一緒に訪れるんですかね。


つくばい
吾唯足知


石庭や方丈は人がたくさんですが境内の中には人が少ない場所もあります。
喧騒から離れてホッとする空間。


さて、龍安寺に寄ったのにはもう一つ理由がありまして…
龍安寺の裏手には一条天皇の陵があるのです。
一条天皇とは…🤔
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/一条天皇
詳しくはWikipediaを見ていただいた方が早そうです。
簡単に言うと、平安時代、藤原道長や紫式部の時代の天皇で、この方のお妃が中宮彰子(藤原道長の長女)。源氏物語を書いた紫式部は中宮彰子に仕えていました。
それだけでもとってもロマンを感じるのですが、一条天皇ともう1人のお妃、皇后定子の関係がまたすごくドラマティックで…個人的にたまらないのです。

そんな一条天皇の陵が目の前に…これは参拝させていただくしかないでしょう。

龍安寺の駐車場そばにある看板
一条天皇だけでなく他の天皇の陵も龍安寺の裏山のあたりには集中しています。

龍安寺の横にある陵に続く道
なんだか入っていいのか不安になりますが、ちゃんと参拝で通るなら大丈夫です🙆‍♀️

陵まではあまり距離はないのですが、木がたくさん生えていて暗めなのと、坂や階段がかなりきつい登りなので、お天気が悪い日に行かれるなら注意してくださいね。

つきました。
実は正面から撮った写真ありません。
なんか陵墓だしいいのかな?となって…
ただ、この後さまざまな陵を巡りましたが割と正面から写真を撮ってたりしますw慣れでしょうか。
騒がず、尊崇の念を持ってお参りさせていただくのが個人的に重要だと思っています。
こうやってお参りさせていただくと、本当にいらした方なのだなと実感しますね。感動しました。

一条天皇陵から後ろを振り向くと…
京都の街並みがよく見えます。


ちなみに龍安寺に降りる帰り道、カモシカらしき生き物と遭遇しました。他にも猿やイノシシあたりなら出てもおかしくなさそうなので、行かれるなら十分にお気をつけて!

後日になりますが、藤原道長や中宮彰子が眠っていると言われている宇治陵や、皇后定子の陵にもお参りしてますので、そちらもまたあげていければと思います。