TODAY'S
 
theme:バレ始めたブラックさ

教職を目指す人が減っている。

倍率が1にならないところも。

講師登録も減ってるから

どの学校も授業が始まっても講師が獲得できないなんてことばかり。

 

いろいろ理由はあるけど

一番の理由は教育業界が真っ黒なブラック企業だとバレ始めたこと。

内部の私でも、なんで?と思うことが山ほどある。

 

名古屋の校長会と委員会の人事の癒着がニュースになった。

お金のやりとりもあるとは。

教頭、校長になる人は上に見込まれた人、というのはこの業界の常識。

上に上がりたくないからまあ、わたしはいいけど。

こんなこと言ったら失礼だけど上には期待していない。

 

3月まで特別支援級で働いていた友達がいる。講師として。

その友達の職場環境は結構大変で

手伝ってくれる人が誰もいない。

朝から晩まで休みなしに働かなければいけない。

私なんかは 空き時間があるけど、空き時間は ゼロ。

トイレに行く暇もお茶を飲む暇もなかったらしい。

 

朝6時に学校に行って気がついたら夕方の6時。

明らかな ブラック企業だね~。

 

そんな中でもやっぱり彼女は真面目なので

6年生を担当していて

その子たちを連れて行くのが心配だから

修学旅行の下見を自分一人で何回もやったらしい。

京都まで自費である。

学校からお金が出るのは1回のみ。

でも何かあったら大変だからという彼女の気持ちはよくわかる。

 

どうなってるんだ この業界は。

個人の努力に支えられどころではない。

搾取とも言えるよね~。

 

彼女はもう常勤講師をやめた。

会ったときは疲れ切っていた。

そうやって人材が減っていくんだよね~。

 

教育改革が叫ばれて久しいけど

内容より人材を大切にしないと疲弊するばかりだ。

 

    

何とかならないのか?