Bruder(ブルーダー)よりSCANIA LHクレーンの紹介です。


車体の紹介



スカニアトラックの荷台に大型クレーンを載せた車両となっています。

ヘッドライトなどの灯火類はクリアパーツになっていたり、スカニアの文字も書き起こされています。



キャビンは運転席と助手席共に扉の開閉ができ、メーターやスイッチなどはシールですが細かく配置されています。

ステアリングにはスカニアのマークであるグリフォンのエンブレムが刻まれています。


屋根には脱着式の回転灯があり、エンジン音や消防車、救急車、パトカーなどのサイレンが鳴ります。

※詳細は過去に紹介したSCANIAのはしご消防車の記事にして紹介しているのでそちらでご覧ください。


タイヤは全体で12本あって前部に4本、後部に8本となっています。タイヤの山やナット、サイドウォール部の文字も刻印されているなどタイヤまでも細かく作り込まれています。

テールランプなどの車体後部の灯火類はシールとなっています。


クレーン部の紹介


荷台についてるクレーン部(以降、旋回台)の操縦室は視認性を確保するため両側が窓になっていたり上にも窓があって雨天などでも視界が確保できるようにするためのワイパーもあります。

操縦席の反対側には排気するためのマフラーみたいなものがあります。



操縦席の扉は開閉でき中は操縦するためのモニターやペダルがあったり、シートの両サイドにはレバーがあります。


クレーン遊びをするために役割が異なるダイヤルが3つあり、それぞれ分かりやすく色分けして囲ったので役割を紹介していきます。

黄色く囲ったジブの左側部分にあるのはジブの伸縮、青く囲った突起シリンダー部分にあるのは傾斜角の調整、赤く囲った旋回台の右後ろ部分にあるのはワイヤーの巻き取りとなっています。

※ジブ・・・クレーン部分を指す名称でムーブとも言われています。


車体の両側にはアウトリガーが備わっていて展開し足を伸ばすことで車両の安定を確保できて横転を防げます。


旋回台の旋回範囲は制限はなく実車と同じように360度旋回できます。

ジブを最大まで伸ばした状態で長さを測ると約84cmと結構長い!


ジブの右側には補助ジブがついているので先端に取り付けて延長すると長さは約118cmとさらに長くなりました。

ワイヤーは補助ジブを装着した状態で1番下まで垂らしてもまだ余裕があってかなり長いです。


キャビンの後ろにはタンクのようなものがあり、中が空洞で砂を入れられるようになっていて主に重い物を吊り上げた際にバランスを取るための重りとしての機能があります。



ブルーダーシリーズはどれも作りが細かくて1台でもずっと遊んでいられる物です。今後もブルーダーのはたらくくるまを紹介していければなと思っております!