「俺は啓ちゃんにとても愛されている自信がある。」
「絶対的な愛を向けてもらっている。」
「絶対に俺を信じて待っていてくれていると確信していた。」
彼はそんな風に自信満々に言っていたが、わたしは聞いて呆れただけだった。
私は自分のパートナーだと思うから大事にし、当たり前のこととして愛情や誠意を向け続けているだけの事で、単に私が釣った魚をとても大切にするタイプというだけだったのだけれど、かれは「何をしても嫌われることは絶対にない」というような物凄い自信過剰に陥って、自分がどんなひどい仕打ちをしているのか?分からなくなっていたのだと思う。
わたしがどんなに辛かったかを告げると、彼は心底驚いたような顔をして
「啓ちゃんがその辺に居る普通の女に見える。」と言った。
「わたしは普通の女の子だよ。しかもあなたより6こも年下なんだよ。」と私。
「そうだよね・・・。心のどこかで、啓ちゃんは普通の女とはちがう絶対的な女神だと思っていたんだと思う。」と彼は言った。
実際にはわたしは彼の自分本位な言動の数々に振り回されて、酷く傷ついていたし、とても不安で心細かった。わたしは彼に側に居てほしかった。
わたしには彼のように自分が絶対的に愛されているなんて信じられなかった。 今までの彼の態度では信じられる訳が無かった。
だけれども私の中の誰かが彼のことを求めていた。 自分の体を支配されているようで許し難かった。 それは単に自分の性格とか女性としての本能なんだと思っていた。
そんな自分が物凄く腹立たしく、彼に対しても怒りと不満でいっぱいだった。
不誠実な言動というのは、したほうは気にも留めなくても、されたほうは心に醜い澱がたまる。
彼と別れたことは後悔していない。 なのに毎晩彼の夢を見た。
夢の中で必死に彼に連絡を取ろうとして上手くいかない。
朝、目が覚めると瞼が涙でくっついて目が開かない。
なんでそんな夢を見るのか?私には不思議でならない。そんな事が毎晩、途切れることが泣く10年以上も続いた。
続きます。
※登場人物の特定につながる部分などは省略しておりますが、このブログの内容はすべて事実です。
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