どんなに先見の明があっても、
どんなに素晴らしい才能の持ち主であっても、
「自立」の決意がなければ、
他人は受け入れないものなのですね。

私自身が自立できているか?と聞かれたら、
それは「否」です。

でもここ数年は自分の足で立つんだと決意し、
転んだり、落とし穴に落っこちたりしながらもがいています。

まだスタートラインにすら立っていません。

でも不思議なもので決意をしてから助けて下さる方がたくさん現れて。

私はなんて幸せ者なんでしょうね。

若い頃はあそこでコネクションをつないで、
この人の仕事に乗っかって、
あの人と仲良くなって、
そしたらその人から仕事をもらえる、
なんつー「パラサイト思考」でした。

だからいいところまで行っても、
最終的に結果を出せなかった。

足掻いて、試行錯誤して、周りに助けを求めても、「まずは同じ土俵に上がってこい」と言われるだけ。

どんなに同じよいことをしようと、言おうと、
私は評価されなかった。

そんな時期を過ごした私だからこそ、
今なら言えます。

どんな理由を付けようと、
そんなことじゃ何も変わりません。
前進もしない、向上もない。
土台のない沼の上に家は建ちません。

私自身が他人を利用価値やステータスで評価していれば、
私も同じように評価される。

自立もせず、他力本願で事を進めようとしていた私は評価するに値しなかった。

そら人も離れて行きますよね。


忘れちゃいけない。


本当にやりたいことをしたいなら、
自分の筋力を使い、
重力に逆らい、
足で立つこと。

筋力は人によって金力、心力かもしれません。
重力は人によって闇へ引っ張られるような恐怖かもしれません。
でもそのバランスを取ることが本当の自分へ向かうスタートラインに立つことに繋がる。

自分のあるがままを受け入れる。
自分の心地よい環境を築くために、
場合によっては拒否してもよい。

自分で立とうとすると、必要な人や助けは必ずある。

自分の最善を尽くすことを忘れちゃいけない。

自分の決意に自戒と激励を込めて。