少しずつ変化していくプレママの体に合わせて作られたマタニティ用のウェアやインナー。単にサイズが大きいだけでなく、お腹や腰回りをやさしく、そして機能的にサポートします。トレンドを取り入れたウェアや小物などもチェックして、自分流のマタニティファッションを楽しんでみては。


1. バストの変化

2. おなかの変化

3. マタニティアウター


1. バストの変化


どのくらい変わるの?
産前産後はほとんどの女性にとって、最もバストが大きくなるとき。妊娠前より平均して、カップは1~2カップ、アンダーバストは5cmも大きくなります。しかも思春期のバストの発達のように前に高くなるのではなく、乳房の下半分から脇にかけて大きくなるため、形にも変化があります。専用のマタニティブラジャーやハーフトップは妊娠期、授乳期のバストに合った作りになっています。

◆マタニティブラはなぜ必要?


いくら豊満になるからと言って「寄せて上げて」いる場合ではありません!この時期のバストケアは母乳の出方を左右する大切なこと。普通のブラジャーと違ってマタニティブラは、乳腺の発達を妨げず乳頭を保護するよう、設計も素材もソフト。また産後の授乳もブラをしたままラクにできるような機能になっています。

◆どう選ぶ?

徐々にバストが大きくなっていく妊娠中から授乳期間中まで長く使えるものがベスト。サイズ調節が自在にできるようにホックの段階が多いものがよいですね。授乳時にブラをつけたまま乳房を出すしくみはいろいろなタイプがあるので自分のやりやすそうなものを選んで。また普通のブラジャー同様ワイヤーのある・なしもお好み次第。どんどん大きくなるバストにはワイヤーなしがラクだけれど、バストの垂れ下がりを防ぐにはワイヤー入りが効果的です。就寝時やリラックスしたいときはハーフトップがベター。


2. おなかの変化


どのくらい変わるの?
おなかが目立つようになる時期はひとぞれぞれだけど、5カ月を過ぎるとアウターの上からでもなんとなくわかってきますね。出産までにウエストサイズで平均23cmくらい、腹囲(おへそまわり)で20cmくらいアップします。全体的にお肉がついてしまう肥満によるサイズアップと異なるのは、前へグンとせり出すこと。だから前身頃が深くなっているマタニティ専用ショーツや、おなかを支える妊婦帯(腹帯)が必要になってくるというわけです。

◆妊婦帯はなぜ必要?


大きくせり出したおなかには、もちろん赤ちゃんが入っています。だからしっかり支えて安定させてあげることが大切。急激に大きくなるおなかに対して、カラダの他の部分に負担がかかることで腰痛に悩まされるプレママも少なくありません。妊婦帯は、こうした腰痛防止のほかに、冷えも防いでくれるから、プレママと赤ちゃんの健康のために是非取り入れたいアイテムです。

◆どう選ぶ?


昔は「腹帯」と言うとさらしを巻くことでしたが、今は着脱がカンタンでより機能的な妊婦帯がたくさんあります。大きく分けると、筒状の「腹帯タイプ」と「ガードルタイプ」の2種類があります。両者とも下からおなかを支える機能は一緒ですが、腹帯タイプは着脱がより簡単で、着け心地がソフト、腹巻きのような保温機能にすぐれるものが多いようです。一方ガードルタイプはパンツ型の成型でサポート力に優れていて、ヒップラインもすっきり。普段からガードルにはき慣れている方にオススメです。


3. マタニティアウター

■どんな着こなしをしてみたい?
体型が変わるから、今まで着ていた服が着られなくなってしまうこの時期。それなら逆に、今だけのオシャレを楽しんでしまうか、それともいつもの自分テイストを守りたいかはあなた次第。今は好みで選べるくらいいろいろなマタニティウェアがあります。
「プレママであることをみんなに気づいてもらいたい!」という人には、ストンとしたタイプのワンピースやジャンパースカートがオススメ。ニットや短めのトップスもポコンと出たおなかをさりげなく強調してくれそうです。
逆に「なるべく普段通り、妊娠していることに気づかれないようにしたい」という人は、リボンやベルトなどウエストまわりにデザインが施されたものや、エプロンタイプのジャンパースカートもうまくごまかせそう。長めのブラウスやトップスの色や柄でおなかの出っ張りを目立たなくする手もありますね。


■妊婦の体型変化にあったパンツ&スカートを
どんどん大きくなるおなかのサイズ調節にはワンピースやジャンパースカートが便利。
一方、コーディネートをより楽しめるのはやっぱりパンツやスカートですね。一番変化するウエストサイズごとに買い替えるのはムダだし、ただ大きいだけのものを買ってベルトで調節しようとすると、常にカラダにフィットしてない感じでイマイチおしゃれに決まりません。マタニティ専用でウエスト調節ができるパンツやスカートなら、妊娠中期から後期まで無理なくおしゃれに着られるから、利用しない手はなさそうです。

■外出に便利なグッズ
妊娠初期はつわり、中期になればおなかが前にせり出し、立つのも座るのも歩くのも大変。確かに妊娠・出産は大仕事だけれど、お散歩など適度な運動は必要だし気持ち的にも晴れ晴れするから、家に閉じこもってないで、どんどん外にも出かけましょう。もちろん、体調をよく見ながら。外出や出勤する時は母子健康手帳(母子手帳)を母子手帳ケースに入れて必ず携帯しましょう。ケースに入れて保険証や産院の診察券などとひとまとめにしておけば、万一出先で気分が悪くなったときにも助かりますね。
おなかが大きくなったら、斜めがけタイプのバッグが便利。これは、ぽっこりのおなかを隠すワザありテク。両手があいて、バランスよく背負えるリュックタイプは軽快さでベスト。これから買うなら産後にママバッグとして使える機能があって、なおかつまだ「ママっぽくない」テイストのシンプルバッグがオススメです。