はいっ!葬です(^^ゞ
本日は今月初の「アルバム全曲紹介」でもある...
「厳選アルバム100枚」
で参りますο
5回目の今回ご案内するのは、ニュージーランドのオークランド出身のシンガーソングライターで80年代初頭のイギリスでエレポップ〜シンセポップの分野でソコソコ活躍(←おいおいっ!言い方💦……)した...
『Zaine Griff (ザイン・グリフ)』
の2ndアルバムでもある...
『Figures』
です(^^)v
どーです?
見目麗しい男性の薔薇の花と一緒の溺死体を想像させるインパクト大なジャケ写が強烈ですよね(^^ゞ
『Zaine Griff』はこんな感じ
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240220/16/hanging-garden-2021/d6/ee/j/o0252035515403890430.jpg?caw=800)
の一時の『David Bowie』をも彷彿とさせる美青年で、実際『David Bowie』の強い影響も受けていて、1980年にリリースされた1stアルバム『Ashes And Diamond』
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240220/16/hanging-garden-2021/3a/7d/j/o0597060015403890431.jpg?caw=800)
アルバム『Zaine Griff/Ashes And Diamond』Automatic Record Co. K 56834 UK. 1980
は、『David Bowie』や『T-Rex』といったグラムロックの大スターの数々の作品もプロデュースしてきた『Tony Visconti』のプロデュースで制作され、当時「新時代」とされた80年代を背負う“ニューカマー”として期待されていましたο
実際、デビューシングル『Tonight』
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240220/18/hanging-garden-2021/9d/a6/j/o0590059015403929354.jpg?caw=800)
は、全英ナショナルチャート最高位59位とまずまずの滑り出しでしたが、所属レコード会社のトラブル(倒産)もあって、順調なアーティスト活動がままなりませんでしたο
また、レコードデビューの前から世界的なパントマイマー『Lindsay Kemp (リンゼイ・ケンプ)』の下でパントマイムの修行も積んでいましたが、『Lindsay Kemp』の劇団が他国での公演となった際に、元々がニュージーランド出身ということもあってか、就労ビザの兼ね合いもあって脱退、イギリスに残ったなんて話もありますο
中々、アーティスト活動としては不運な状況でしたが、ロンドン在住時には時のニューロマンティックムーブメントで盛り上がる中で出来た人脈も活かし2ndアルバムの制作には『Ultravox』のDr.『Warren Cann』が全面参加したり、『Lindsay Kemp』の下に居た頃に同じよーに学んでいた『Kate Bush』がコーラスで参加したり、当時『YMO』に居た『高橋ユキヒロさん』がKey.で参加したりと話題にこと欠かないのがこの2ndアルバムです(^^)v
勿論、“音”の方もヨーロッパ的なロマンティシズムに溢れる👍なアルバムですので、アナログ盤の「A-1」から順にお聴きいただければと思います(^_-)
A-1『The Proud Ones』
A-2『The Vanishing Man』
A-3『Flowers』
A-4『Hot』
そしてA面のラストを飾るこの曲が、1月のブロ友『SUGISANサン』主催のDJパーティーでのオイラの1st phaseでも“ラスト曲”としてかけさせていただいた...
『Fahrenheit 415』
です(^_-)
この曲、実はフランスとベルギーではシングルカットもされてますο
コチラは“直リン”でYou Tube動画より楽曲でどーぞ♪
どーですか?
ヨーロッパ的な哀愁感溢れる👍な1曲じゃないですか?
このDJパーティーのテーマがエレポップ〜シンセポップであると『SUGISANサン』から聞いた時から、アーティストとしては多少マイナーかもしれないけど(笑)、この『Zaine Griff』は絶対にかけよう!と決め、1stと2ndの2枚のアルバムを熟聴して最終的に選んだのがこの曲だったりもします(^.^;
さて、話をアルバム全曲紹介に戻りまして(笑)、B面をいきまーーーーす!
B-1『Figures』
B-2『The Stranger』
B-3『Time Stand Still』
B-4『83rd And 4th』
B-5『Chance OF A Dance』
B-6『The Beating Of Wings』
どーですか?
全11曲、全く「捨て曲」の無い素晴らしいアルバムだと長年愛聴しまくってますが、皆さんはどの曲がお好みですか?
余談になりますが、このアルバムがキッカケで『Zaine Griff』は『高橋ユキヒロさん』と長い交流を持っており、その後もお互いのアルバムにゲスト参加をしてらっしゃいますο
また、昨年『高橋ユキヒロさん』が鬼籍にはいられたことを追悼する形で、今年1月に日本先行発売でアルバム『A Double Life』
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240220/18/hanging-garden-2021/88/84/p/o0720069515403934189.png?caw=800)
アルバム『Zaine Griff/A Double Life』ソニーミュージックレーベルズ SICX-30190 JP 2024
がリリースされてますο
このアルバムには『Zaine Griff』が『高橋ユキヒロさん』のアルバム『What, Me Warry?/ボク、大丈夫!!』
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240220/19/hanging-garden-2021/c4/8b/j/o0600059715403938854.jpg?caw=800)
アルバム『高橋幸宏/What, Me Worry?/ボク、大丈夫!!』Yen Records YLR-28003 JP 1982
に提供した楽曲でもある『This Strange Obsession』
と『YMO』の『以心電信/You've Got To Help Yourself』
のカヴァーも収められてますので、ご興味のある方は是非(^_-)
長くなりましたが、お付き合いいただきありがとうございました(_ _;)