皆さん こんにちわ。

 

東日本の震災から10年たちました。

あっという間のような長かったような。

10年経つ今でのあの瞬間はすぐに思い出せます。

 

あの頃

震源が東北ときいて

実家が福島にある私はすぐに

連絡しましたがつながらず

やっとつながったけどすぐに

放射線などの問題もあり

実家の心配を毎日していました。

 

1か月くらいがたったとき

被災地にボランティアにいくと決めました。

装備一式をそろえて車で宮城県の石巻に向かいました。

福島辺りから高速道路も明らかに

凹凸が目立つようになり

ボランティアの拠点である石巻の

専修大学にやっとつきました

 

街の道路は瓦礫などで狭くなっていて

非常に通りにくかったのを覚えています

そして非常に寒かったのを覚えています

今でもこんなに寒いのに地震や津波のときは

もっと寒かっただろう、大変だっただろうと

当時の事を考えました

 

次の日から石巻専修大学の

駐車場で車中泊をしながら1週間ボランティアをしました

初めての災害ボランティアなので

何もわかりませんでしたが経験者に教えてもらいながら

主に家に入り込んだ泥の撤去や

家財道具を外に出す対応をしました

 

テレビでは伝わらない空気感や

海底のヘドロだと思いますが現場の匂いは衝撃でした

 

毎日本当に大変でしたが

自分の大変さなんて

被災した方からしたら何でもないし

喜んでくれる人がいるなら頑張ろうという

気持ちで頑張りました

色々なボランティアの方と話して

自己満足の部分もないと気持ち的に継続できないから

そういった気持ちも必要だよと教えられたのを覚えています

 

そんなボランティアの中で一番心に残っている映像があります

基本的に海から数百メートの場所での作業が多かったのですが

その中で桜がしっかりと咲いていました。

こんな街中がぐちゃぐちゃの中でしっかりと咲いている

その桜に『強さ』を感じたのを覚えています

なんだかよくわからないけどそんな感覚をもちました

 

本当にきれいな桜でした

(現地の方の確認をとって撮影しました)

 

10年経った今、コロナがあけたら

この桜を見に行きたいなと思います

 

震災から10年たちました

私にできることはこの経験を伝えていくこと

記憶をつないでいくことだと思っています

 

このボランティア以降、

自分が行けるボランティアには参加し

できることをしています

この後も宮城、岩手、千葉のボランティアに

参加しました

もしこれを見て災害のボランティアに

興味があって一歩踏み出せない方は

是非一歩踏み出してみてください

普段の生活では感じることができない気持ちや

経験ができると思います

人と人が助け合う事の重要さを感じることが

できると思います

機会があれば一緒にいきましょう

 

あまり文章まとまりませんでしたが

私の震災ボランティアの記憶です。

 

まだまだ苦しい思いをしている方へ

心を寄せて。

 

コットン太郎