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【疑惑の濁流】「徹底抗戦」から一転、次々と起訴内容認める徳田ファミリー “鉄の結束”誇った徳洲会に何が

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 鉄の結束を誇った一族に何が起きているのか。医療法人徳洲会をめぐる公職選挙法違反事件で、法廷に立ったファミリーは次々と起訴内容を認めている。ほぼ“完落ち”状態といえ、連座制適用で徳田毅衆院議員(42)の失職は不可避と言える。昨年の段階では、グループ創設者の徳田虎雄・元衆院議員(76)は、特捜検察に「徹底抗戦」を主張しており、方針が一変した格好だ。「徳田王朝」と呼ばれた徳洲会に何が起きているのか。

自省の美千代被告「今後は選挙と縁を切る」

 「今後は一人慎み、誠実に時間を過ごしたいと思います。愚かでした」,rmtssp

 2月12日の最終意見陳述で、徳田家の次女、スターン美千代被告(46)はこう自省の念を語った。

 美千代被告は東京地検特捜部の任意での事情聴取の段階では容疑を否認していたが、起訴後、一転して違法な選挙に関与した事実を認めた。

 美千代被告は虎雄氏から「カネは美千代」と呼ばれおり、自らが社長を務めていたグループ法人「インターナショナル・ホスピタル・サービス」(IHS)から、裏の選挙資金を支出するなど、カネの動きを差配していた。「美千代被告が否認のままならば、有罪獲得の障壁となる可能性もありえた」(検察幹部)。

 公判廷で検察官は「単に身柄拘束から逃れたいだけか」と否認から転じた理由をいぶかしげに問いただしたが、美千代被告は「それはない」とかぶりを振り、反省の弁を繰り返した。

 被告人質問で美千代被告は、「何十年の選挙の中で特殊な環境が作られた。長い時間をかけてこういう形になった」と述べ、虎雄氏の時代から違法選挙が行われていたと指摘。今後は選挙と縁を切ることも宣言した。

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 一方、徳洲会と政治との関係については「今は父が必要とした政治力は必要ない。政治家とは違ったふうに関わらないといけない。政治と今までとは違った形で付き合うかもしれない」と述べ、関係遮断には踏み込まなかった。

「人の徳美」も起訴内容認める

 「カネの美千代」に対して、「人の徳美(なるみ)」と虎雄氏に言わしめた長女、越沢徳美被告(50)も13日の初公判で起訴内容を認めた。

 徳美被告は平成24年の衆院選で自身が社長を務めていたグループ法人「株式会社徳洲会」(カブトク)から選挙区に社員を派遣。美千代被告とともに選挙事務所に入って運動員を鼓舞していた。

 初公判で徳美被告は「従来の方法のまま選挙運動を行って、選挙の公平性を害した」と謝罪。否認から主張を変えたことについては、「あやふやな記憶が証拠とされ、各方面の方々にご迷惑をおかけすることを恐れていた」とした。

 鹿児島2区に動員された病院職員らについては「業務命令に従わざるを得なかった状況を考慮いただき、寛大な処分をお願いします」と裁判官に訴えかけた。

昨年は徹底抗戦指示も…「想定外の完落ち」

 美千代被告や徳美被告がともに強調するのは、「従来の方法のままの選挙を行った」という点だ。「現金買収当たり前」「選挙は奄美群島の第4次産業」とされた虎雄氏時代の違法選挙を無批判に継承してしまったという主張だ。

 首謀者である虎雄氏の「意向に逆らえなかった」という構図を作ることで、情状酌量を訴える作戦とみられる。

 そんな強引な選挙運動に虎雄氏の時代から一貫して携わっていたのが妻、秀子被告(75)だ。秀子被告の初公判は28日に開かれるが、関係者によると、こちらも従来の無罪主張を変えて、起訴内容を認める見通しだ。

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 次々と“完落ち”状態となっている徳田ファミリーたち。検察幹部も「正直、ここまでバンザイ(容疑を認める状態)になるのは意外だ」と話す。

 公選法は連座制の規定があり、美千代被告ら親族の執行猶予を含む有罪が確定した場合、毅議員は失職することになる。起訴内容を認めることで有罪となる公算が高まり、徳洲会が死守しようとした議席を失ってしまうことになる。

 虎雄氏は衆院選の選挙期間中、「票の買収はしていないから選挙違反には当たらない。安心して選挙活動をしてほしい」との強気のメッセージを選挙事務所に発していたほか、昨年9月17日の特捜部の強制捜査後には徹底抗戦の姿勢を示していた。

 徳洲会内部では一体何が起きているのだろうか。

方針を転換、敏腕弁護士とも決別

 「各自の判断で罪状認否をしてよい。争わなくてよい。ファミリーも全員自供した」

 2月上旬、公選法違反事件で起訴された病院局長に虎雄氏の意向が弁護士を通じて伝えられた。虎雄氏に一貫していた強気の方針が転換した瞬間だった。

 検察関係者は転換のきっかけを、「昨年末の勾留理由開示の法廷で、美千代被告が起訴内容を公に認めたことだ」と見る。

 勾留理由開示の法廷が開かれた後、徳美被告や秀子被告らファミリーは堰を切ったように起訴内容を認め、保釈された。それに伴って、グループは方針の違いから「無罪請負人」との呼び声が高い敏腕弁護士と決別した。

 この検察関係者は「カネの流れを把握していた美千代被告が認めたことで、事件全体を否定することが難しくなった。虎雄氏としても強気の姿勢を崩さざるをえなくなったのではないか」と分析する。

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グループ君臨の一方で健康不安説も

 グループに君臨した虎雄氏は、医療法人徳洲会の理事長職を退いたものの、徳美被告や美千代被告が事件後に辞任したカブトクやIHSなど関連会社の社長に就任。強大な影響力は今もなお残る。「今もなおグループ内で虎雄氏は理事長と呼ばれている。権力の構造は何も変わっていない」(病院関係者)。

 年明け後には「自律神経機能が悪化し、血圧が下がるため車椅子にも乗れなくなった」との体調悪化説がささやかれた虎雄氏だが、グループ病院幹部によると、「健康状態に特に目立った変化は見られない」という。

 2月5日には、難病の筋委縮性側索硬化症(ALS)の虎雄氏が療養生活を送る湘南鎌倉病院の病室と各病院の会議室を映像でつなぐ中継システムを使い、都内の病院の朝礼に参加したことが確認されている。

 一連の事件を主導したとされる虎雄氏自身の刑事処分は「証拠上は起訴相当だが、難病のため状況によっては生命の危険がある」(特捜部)として、処分をいったん見送る「中止処分」となったままだ。

 検察幹部は「徳田ファミリーやグループ幹部の公判の行方を見つつ、最終処分を決める」としている。