最近あるきっかけで

読んだ児童書から

その作家さんの児童書を

読みあさっています


児童書と言っても

夢見るようなおとぎ話ではなく

戦争や原爆、公害などなど

実際にあった出来事を

子供の視点からも分かるように

書かれていたりするフィクションですが

とても興味深い


闇をどう受け入れて

自分の中でどう消化するか


私の中で子供の頃から

ずっーっと抱え続けていた気がする

世の中の理不尽や正義

確実に目の前にある

闇の世界

をナキモノにするような

上辺の世界というか

その隙間を貫く視点が

自分が書いた本のようにさえ

感じてくるほど


それでいて

自我満載の幼く幼稚な

子供的な視点も私自身であるし


ノンフィクションではないけれど

全て自分が経験したかのようでもあり

昔に読んだり興味のあった

内容も出て来たりしてビックリ


上手く表現出来ないのですが

私の中で何かを捉え

何かを消化していくために必要な

大切なアイテムのように

思えてきました






今日読んだ本で

改めて思い出したのは

どうして皆んなは

闇をそんなに避けるんだろう

という思いが昔からあって


過去の暗い話、辛い話、悪い話

要は過去の闇のようなことを

実際にあった事にも関わらず

言ってはいけないとか

タブーとか

そういう雰囲気を纏い

誰も口にしない

ということも

今まで何度も腑に落ちなくて


どうして重い話を

皆んな嫌がって避けるのか

大事な事なんじゃないのか

本質から目を背けていいのか


だけど

それで悶々とする自分だって

良い人に見られたい

という自我の欲望から

繕ったり隠したりする部分は

少なからずある訳だけど


美しい話しだけでなく

人間の闇と思える部分

善と悪の紙一重な部分など

ディープな内容を語り合ったり

考えを分かち合いたい

とい気持ちがずっとあったけど

語り合える人と出会わずに

大人になってしまって


ここに来て

本を読むことで

やっと友と語り合えたような

そんな気持ちになっているのです


意識として

言葉にしたり表現したりは

出来ないのだけど

急にお腹が痛くなり

トイレに駆け込んだところを見ると

なんか分からないけど

無意識にデトックスしてるな…

と最近の体の傾向から感じて

お腹を下しながら

シメシメと思っている自分もいました






この本たちは

40年以上前に書かれたものですが

何十年も前だとしても

今の自分と同じように考える人もいれば

今目の前にいても

全く違う意識で生きている人もいて


人間は人間として

ずっと変わらず循環し続けて

生き続けているんだなぁ

と妙に感慨深くなり


過去の闇の世界も

今の世界も繋がっている


ならばなおさら

過去の過ちを

いつ今の自分たちが繰り返すかも

分からないという思いにもなり


フワフワと波動を上げるとか

光に向かってという事ではなく

自分の責任を

自分に返しながら

陰も陽も受け入れて

よりよい方向に循環していく

そういうターンに入ってきたんだろうな

と感じました


私は蝶々ではなく

人間として産まれたのだから

お花畑を飛ぶ役割ではない

地球の大地に

しっかり足を付けて

自分に出来ることをしながら

歩み続けようと思います






ありがとうございました