息子の引越しを終えて
800km程離れた自宅へ
1人で帰る道のり![]()
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途中までは新鮮な気分で
気ままな1人旅を満喫していたのですが
だんだん家が近付いて来た時にふと
1年半前には
この未知の土地へ
不安と期待が入り混じった中
同じように車に乗り
2人で引越してきたのにな…
と思ったら
その家に1人で帰る事が
猛烈に寂しくなり
涙が止まらなくなりました![]()
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沢山泣いた後
しかし
これも最善の流れのハズだぞ?
と、よくよく自分を観察してみると
楽しい暮らしを夢見てたのに
それを叶えられなかった…
私と一緒にいたら
息子だって絶対楽しいハズだったのに
そんな期待通りの暮らしが出来なくて
まるで私の計画が
失敗したかのような
心理になっている⁉︎
という事に気が付きました![]()
この土地に馴染めず
不登校になってしまったこと
その結果
私と一緒にいること意外の
選択肢を息子自身が選んだ事
それが
自我の思い描く結果じゃなかったし
母がいるから幸せだと思いたかった
自我のプライドが傷ついたんだな
と理解しました![]()
2人で
未知の場所での暮らしが
どうしたら楽しめるか
色々挑戦したのにな…
と思うと涙が出たけど
それって私の中だけの思いだし
実際に楽しい思い出も
いっぱい出来たけど
それらも全部ぜーんぶ過ぎた日々
過去の事だなぁと思った時
私の思いは
まず置いといて
実際に息子と2人で
車で長旅しながら引越してきたこと
ドライブしながら
綺麗な景色を眺めたこと
新しいお店を色々探索したこと
キレイな海に感動して
毎日のように海に通ったこと
一緒に登山したこと
学校に行けなくなって悩んだこと
支援教室や自宅学習にチャレンジしたこと
学校じゃない場所で友達が出来たこと
沢山の事実があって
事実は事実として何も変わらない
と気付いた時
またもや目からウロコ![]()
ただ私の中の思いだけが
感情的になっていただけなのかと
変わらない事実は
すでに過去にあって
私の記憶は私の記憶として
息子の記憶は息子の記憶として
ただ残っていくのか
と思ったら
何をそんなに号泣したのか
意味が分からない![]()
というような気持ちになって
スッキリした気持ちで
家路に着きました
親の言いなりではなく
自分の意思を行動にうつす
という
私が目指す自立
を成し遂げた息子
よくやったじゃないか![]()
これだけ
暴れまくる自我を抱えながら![]()
息子のための最善
に全力でサポート出来た私
よくやったじゃないか![]()
私にとっても
息子にとっても
最善の流れに乗った
という想いはあり
後悔は全くない上に
蓋を開けてみれば
出発の前夜にもお別れパーティーで
仲間に惜しまれながら
楽しい思い出いっぱい抱えて
旅立つ事になった息子
引越してきてから
息子に友達が出来ない事を
案じていた私は
よい意味で裏切られて
本当に感謝の気持ちでいっぱいです
感情的な寂しさは
感じようと思えばそりゃ勿論あるけれど
それもあえて
自分から感じようとしてない?
って思うくらい
なんか客観的に見ると
不思議な感じがして
でもそれも人間らしいのかな
とあえて寂しさを感じてみたり![]()
自分で実験しながらの
新生活3日目です![]()
まずは
沢山頑張った自分へのご褒美に
何の予定も入れず
気ままに過ごす
という事をやっています![]()
まずはこのブログを書けて満足
次は気ままに家事をしよう♫
これがご褒美の時間だなんて
過去には絶対に有り得なかった感覚
真逆の世界で面白いな![]()
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大きな変化や出来事があると
それで区切りがつくように思えるけど
こんな些細な日々も
ずっと人生の旅路の途中なんだよね
これからも
日々を丁寧に感じていこう![]()
ありがとうございました![]()