少々重い内容も含まれています![]()
傷が癒えていない天使ママなど
気持ちが万全じゃない方は
お戻りになってくださいね![]()
15年前の今頃
私のお腹には
3つ子の赤ちゃんが宿っていました
元夫が不慮の事故により
負った障害のため
不妊治療の末に
授かった子たちでしたが
結果的に3人共
喪うこととなりました
私自身の意識は
しっかりありましたが
意図せず私の体も
黄泉の国へ行きそうになり
大学病院へ運ばれ
ICUでお世話になりました
今でもあの時のことは
ハッキリと思い出せます
私を無表情で見下ろす医者たちや
「もう取るしかないだろ」
私の子宮をモノのように
簡単に言い放った外科医の声
肺が水浸しになり
息が吸えなかった辛さ
死体のような色をした自分の手
懸命に処置してくれた主治医たち
泣いて目が真っ赤だった元夫
その横にただ立ちすくむ
まだ4歳だった小さな娘
沢山の想いがあり過ぎて
1つの感情に囚われている
暇もなかったけれど
今となれば
体はあくまでも
魂の入れ物であるという事を
リアルに体験させてもらったなぁ
と思います
思ってもなかった
3つ子懐妊
その3年前には
元夫が不慮の事故で障害を負ったけど
こうして前向きに生きているし
決して不幸なんかじゃない
幸せいっぱいだ〜![]()
嬉しいけど大変だろうな![]()
大変だろうけど嬉しいな![]()
仕事をしながら
辛い治療にも耐えてきた甲斐があった![]()
周りの心配を他所に
喜びしかなかった私
そんな時間も束の間で
お腹の赤ちゃんもろとも
黄泉の国へ行きかけた私の体![]()
想像もしてなかった結末で
悲しみに暮れたのは
言うまでもなく![]()
こうして今でもハッキリと
思い出せる程ですが
ですが
ですが
もしこれ
私が死にかけていなかったら
もし生死を彷徨うこともなく
お腹の中だけ
ただ空っぽになっていたら
私は耐えられただろうか…
はい無理です
ちょっと想像できません
自分が生死を彷徨いかけた事で
お腹の子を失った辛さに意識が集中せず
どうにかこうにか
乗り越えてこられたんだと思います
そして
絶対に死ぬものか![]()
と思えたのは娘の存在のおかげです
娘が居なかったなら
今の私はこの世にいないと断言できます
喪った命を弔いながら
助かった自分の命に感謝する
やはり
生かされる事に
なっていたのだと
これも経験したかったのだと
今なら思います
そんな忘れられない日が
もうすぐやって来ます
その日は
意図した訳でもないのに
先月契約した新車の
納車日と重なりました![]()
あぁ
新しい世界へのスタートを
一緒に応援してくれているんだな
と思うと
涙が溢れてきました
あの時
私に宿ってくれた魂たちは
全てお見通しだったんだなぁと
15年経った今になって
やっと心から
思えるようになったかもしれません
ごめんね
ごめんね
って思っていた当時
その後
息子を授かり
時が経つごとに
ごめんね
ありがとう
に変わっていき
今は
ありがとう
本当にありがとう
になっている
試練と呼ぶに
相応しい経験が続いたけど
今となれば
この今の私を創る上での
最善の出来事
だったんだろうな
と思う
もう辛くなくなった
という訳では決してなくて
想いを馳せると
今でも涙はじゃぶじゃぶ出るけど
その体験があるから
今の私なんだと思うと
全ては私の一部なんだと感じるし
私がそうやって
苦しみや悲しみから
解放されて感謝の気持ちが
湧いてくることで
私を支えてくれる存在たちも
安心して
また新しい場へ
循環して行けるような気がしています
元々
欲しい車がなかなか無い
という少々変わり者の私が
ここに来て急に
これだ!
という車に出逢ってしまったのも![]()
偶然ではないと思っています
新しい相棒がやって来て
私はまた一歩
新しいステージへ向かって行く
と思うと
ドキドキわくわくします![]()
![]()
罪悪感、執着心、被害者意識が
山ほどあった私の人生が
気が付けば
随分と軽やかになってきている![]()
いつどんな時も
長い歴史や年月全てが
この瞬間に循環している
という様が
目の裏に浮かぶ感じがします
巡りながらも
私は一歩一歩進みたいから
今日も明日も
自分で在ることを
大切に生きよう
新たな出発まであと1週間![]()
![]()
ありがとうございました