これは、歌を専門にしている方にとっては当たり前のことですが、

 

趣味にしている皆さん、またはこれから専門にしようと考えている方にぜひお願いしたいことです。

 

「自分が練習する曲や、歌ってみたい曲を選ぶときに、メロディ優先で決めないということ。」

 

「あ、この曲きれい!」が、とっかかりになるのはあたりまえです。

 

でも、練習しようって思う前に、必ず歌詞をじっくり読んでくださいね。

 

留学時代、ある先生から「詩で選びなさい」と言っていただいてから、ずっと心に残っています。

 

歌は、多くの音楽の中で唯一、言葉と一緒に演奏されるものですから、

 

言葉をないがしろにして音だけを歌ってしまうと、残念な結果になります。

 

歌の伴奏をされるピアニストの方にもお願いです。

 

何度も何度も声にだして詩を読んでくださいね。

 

少しわかってきますよ。

 

で、私と言えば、もう難しい歌詞は、歌っていても苦しいだけで、

 

わかりやすい歌詞の歌を選んでしまう傾向があります。

 

クラシックだと言いながら、その一番わかりやすいところに立っていたい、

 

と思っているところがありますし、

 

今までの自分の活動を眺めてみても、そういうことばっかりやってきました。

 

あまりにも簡単な詩の中に、

 

とても単純に表現されている言葉の中に

 

どれだけの色が見えることか!(←イマココ)

 

そして、それを表現したいと努力しています。(←これはできるまでもうちょっと時間ほしい・・)