ウィーン歌曲(ヴィーナーリート)歌いのはに~こと、はにうたかこです。
今日はウィーンの発音について。(むつかしい話じゃないです)
日本という国名を、海外ではジャパンというように、
オーストリアは、本来、ドイツ語でエーステライヒ(が一番近い?)
ウーストライヒ(というふうにも聞こえます。)と言います。
ウィーンもWienと書きますので、ドイツ語ではヴィーンと言います。
ウィーン人はヴィーナー、女性はヴィーナリンです。
コーヒーの上に生クリームたっぷりのウィンナーコーヒーは
まったく別名が付いています。
アインシュペンナー(Einspänner)といいます。
このアインシュペンナーについては、また今度。
さて、今日書きたいのは、それではなく、
ウィーン歌曲で歌う時、ウィーンはWienではなくWeanと書かれていることも多いのです。
これは、独特の訛りで、もちろんウィーンのことですが、
ヴェアンと聞こえます。
やっときれいにヴィーンと言えるようになったのに、
ヴェアンとは・・・
毎年多くの留学生がウィーンに行きますが、
なかなかウィーン歌曲に手を出してもらえないのは、この発音にあるのかもしれませんね。
楽譜によっては、たくさんの読めない単語に、意味のわからない単語に、辞書にない単語が満載です。