さて表題の件、アラフィフアラフィフ言っていたら、ついに50歳になってしまいました。

 

論語によりますと、『五十にして天命を知る』ということでございますが、「当時の平均寿命は今よりだいぶ低かろう」という勝手な解釈のもと、未だに心に迷いがありまくりということで10歳のサバを読み、『五十にして惑わず』と不惑でも目指していこうかと思います。

 

ということで40代最後の取引となった先週の売買です。

 

売り

【2685】アダストリア×1枚(残1枚)

無事に決算も通過しましたので、長期優待用(嫁さん枠)の1枚を残して売りました。

【4745】東京個別指導学院×5枚(残5枚)

決算通過により半分売りました。

 

買い

【3863】日本製紙(追加) @1,046×2枚(残3枚)

先日1枚売って身軽になったのに、またスカンピンナンピンを繰り出してしまいました。。。

 

さて、そんなどうでもよい株の売買の話しは置いておいて、投資(お金)関連の本をご紹介したいと思います。

 

サイコロジーオブマネー(モーガン・ハウセル著)

 

日経新聞の広告で見かけ、帯にもある『ここ数年で最高かつ、最も独創的なお金の本』(ウォールストリートジャーナル)『世界が絶賛』『世界的ベストセラーついに上陸』といった煽り文句に釣られて読んでしまいました。

 

結論から申しますと、紛れもなく名著でございます。

 

・投資の目的も時間軸(長ければ長いほどよい)も各々違うため、各人腹落ちする投資方法がベスト(著者はインデックス投資家だが、アクティブ投資を否定するようなことはしない)

・夜ぐっすり眠れるような投資を心がけよう(テールリスクに備えよう)

・人間の欲は無限、足るを知ろう

・複利の力を信じよう(バフェットの資産の95%は65歳以降に得られた!)

・収入-欲望(エゴ)=貯蓄額であり、『目的のない』貯蓄は有用(節約重要!)

・経済的独立により時間をコントロールできる(好きなことに時間を使え、選択肢を増やせる)

・リスクはリターンを得るためには払わなければならない手数料

 

…等々、正直目新しい主張はありませんが、お金に関する普遍的で有益な内容が分かりやすくまとめられており、文体が柔らかくとても読みやすいので、遅読家で翻訳ものだとさらに読むのが遅くなる私でも最後まですらすら読めました。

まさにテールリスクに晒されている今、大変心に沁みる内容となっています。

 

投資を始めて間もない方や、これからお金のことを勉強したいという方におすすめできる本だと思います。