『ピーター・リンチの株の法則』を読み終えました。

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ピーター・リンチの本は『ピーター・リンチの株で勝つ!』が有名かと思いますが、こちらも負けず劣らず面白かったです。一流の投資家は、語る言葉もジョークも一流です。

名言だらけなので、たくさん抜粋。

・クレヨンで絵に描けないアイデアに投資するな。
・損失はあっという間に生まれるが、利益が生まれるまでには長い時間がかかる。
・ただ銘柄を選ぶだけではダメ。宿題をちゃんとやること。
・株価が下がったからといって、もう下がらないとは限らない。
・長期的には小型株を買ったほうがよい。
・割安だからではなく、この会社のことをよく知っているからという理由で買うべき。
・花を引き抜き、雑草に水をやるのは、よくありがちなミス。
・銘柄選択の成功は信念を貫けるか否かにかかっている。
・バックミラーで未来は見えない。
・投資する会社を小学生に90秒で説明できるようにする。
・投資は楽しい。ただし、下調べを全くやらずに手を出すのは危険。
・群れ(プロの投資家という一群)を無視することで、市場を上回る成績をあげることが可能になる。
・短期的には、企業の成功と株価の成功との間に相関関係が見られないことはよくあるが、長期的には両者は100%相関する。株で儲けるカギはこの不一致にある。
・どんな株をもっているのか、なぜそれを持っているのか、この二点をちゃんと把握しておくこと。
・株を保有するのは子どもを持つようなもの。目が届かなくなるほどたくさん抱えてはいけない。
・魅力的な銘柄が見つからないときは見つかるまで待つ。
・その企業の財務状況を理解せずに買ってはいけない。
・人気業種の人気株は避ける。
・注意深く観察するアマチュア投資家は、素晴らしい成長企業をプロの投資家よりもずっと早く見つけることができる。
・株式市場の下落は必ずやって来る。日ごろの備えがあれば、ケガをせずに済む。
・株で利益を得られるだけの知力は誰にでもある。問題は胆力だ。
・将来は予測できない。予測はすべて無視する。
・企業を研究せずに株に投資すれば、手札を見ずにポーカーをするときと同程度の成功しか得られない。
・優れた企業の株を買うときは、時間が味方になってくれる。

もっといくらでも紹介したいほど名言のオンパレードでした。