『強気相場は悲観のなかで生まれ、懐疑のなかで育ち、楽観とともに成熟し、陶酔のなかで消えてゆく。悲観の極みは最高の買い時であり、楽観の極みは最高の売り時である。』…という格言で余りにも有名な伝説的ファンドマネジャー、ジョン・テンプルトン卿の投資手法について、テンプルトン卿自身の言葉を交えながらテンプルトン卿の兄のお孫さんとそのご主人が著した本です。

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テンプルトン卿は国際分散投資の先駆けであり、逆張り系投資のカリスマです。

国際投資はインデックスファンドオンリーで、日本株のみで勝負することに決めている(マクロ経済とかよく分からないし、英語も分からないので諦めているだけ)のですが一応逆張り系を自認しているので、内容はす~っと頭に入ってきました。

大衆と同じことをしていたら人並みのリターンしか得られない、孤独に耐えて逆を行け、と何度も強調していました。
言うは易し行うは難し、でなかなか実行できませんが、普段から心掛けているところではございます。

海外への投資は原則諦めているというか思考停止状態ですが、日本の株式市場でバーゲンハンターになれるよう頭と心を鍛え、来るべきその時に備えたいと思います。


最後にそんなテンプルトン卿の名言をひとつ…

英語で最も高くつく四語は『今回は違う(this time it’s different)』だ。