年末年始に読んだ本をご紹介したいと思います。

 

投資で一番大切な20の教え(ハワード・マークス著)

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この本を読むのは何回目?ってくらい読んでいます。リスク管理についてこれでもかと説きまくったあまりにも有名な問答無用の超良書(現在私史上No1!の投資本)です。読みやすさ・分かりやすさも含めて初心者から(多分)ベテランの方まで誰にとっても有用な本ではないでしょうか。これからもブラックスワンでお馴染みの『まぐれ』(ナシーム・ニコラス・タレブ著)と共に調子ぶっこきそうになる都度、読み返したいと思います。未読の方がいらっしゃいましたらぜひご一読をお薦めします。

 

マーケットの魔術師【株式編】(ジャック・D・シュワッガー著)

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こちらも何度か読んでいる本の再読となります。成長株投資でお馴染みのマーク・ミネルヴィニなどの著名投資家が登場しています。最終章の『魔術師たちの金言65か条』だけでも読む価値がある?かもしれません。

 

『小売お宝株』だけで1億円儲ける法(坂本 彰著)

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タイトルの胡散臭い『1億円儲ける』とかいう文字が残念ではあり、内容にも一部『はぁ?・・・そんなんでいいんかいっ!』と突っ込みたくなる部分もありますが、基本的には『ピーター・リンチの株で勝つ』などで紹介されている手法を初心者にもわかりやすく説いているといった至極真っ当な内容で、私のような投資初心者にとっては良書だと思います。小売業は優待目的投資との相性も良いですし、1~2時間でさくっと読めるのも◎。

それにしても、タイトルに『1億円儲ける』とか付けないと売れないんですかねぇ・・・こういうのって絶対タイトルで損してると思うんですけど。

 

遅読家のための読書術(印南 敦史著)

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以前からもっと本を早く読めるようになってもっとたくさんの本を読みたいと考えていたところ、立ち読みでぴったりのタイトルの本を見つけたので購入して読んでみました。自分の読書が遅い理由について、多くの気付きを得られました。問題は熟読の呪縛から逃れられるか否か。教養のための読書なんてつまらない、読書のプロセスそのものを楽しんでほしいというメッセージにはとても共感しました。本書を読み終わった今、逆に『遅読のすすめ』(山村 修著)という本にも興味が湧いてきています。

 

バフェットからの手紙(ローレンス・A・カニンガム著) ※まだ読んでいる途中

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世界一有名な投資家バフェットの投資哲学・経営哲学を記した本です。投資家にとってももちろん有用だと思われますが、経営者にこそ読んでもらいたい本なのかもしれません。

まだ途中までしか読めていませんが、『この言葉どこかで聞いたことがある・・・』という名言がポロポロでてきます。これバフェットの言葉だったんだ、といった感じで。しかし・・・私ごときの知識レベルではなかなか難解でページが進みません。早速『遅読家のための読書術』の出番のようです。(どうしても熟読してしまう・・・)