2022年5月11日 新しい発見があった |  頸髄4〜6完全損傷、でも自分自身を諦めない!

 頸髄4〜6完全損傷、でも自分自身を諦めない!

脊髄損傷だからって、他人に治らないと言われて納得できる?

 今日の訓練はKさんKさんが来てくれました。ありがとうございます。
歩行器立位は最初から下半身の感覚が弱くて、不安定な感じで立ちにくかった。
いつものがっちりした感覚がないから、踏ん張りにくい。
だけど側屈をしてから感覚が強くなって、いつものようなしっかりとした感じになった
側屈では、下半身への意識が強い。
更にはどちらかの脚を主体とする事で、よりしっかりとしやすいのだろう。

そんな側屈で、また新しい感覚と動きを試してみた。
右側屈(歩行器壁立脇を開いて肘をつかずに右側屈)での事。
1セット目は感覚が弱かったから、それを戻すのが優先だった。
いつものように動いて、徐々に感覚を戻していく。

もう当たり前の事になった、踵の上げ下げ。
そして最近意識し始めたふくらはぎの動き。
それらの感覚が良くなり始め、もっともっとと思いながらやっていた時にふと思った。

かかとを上げる意識の時に、足の裏のどの部分を最も意識すればいいのか?
どこを使ったり、どう力を入れれば、最も踏ん張りが効くのか?

その時まではあまり意識もせずに、親指の付け根辺りを使っていた。
その部分を改めて強く意識してみると、脚全体を踏ん張って、強い一体感を感じられた。
親指の付け根から腰まで、強いまとまりがある。
その感覚は、これまで感じていた感覚の強さを超えていた。

試しに小指側の付け根あたりを踏ん張るようにして動いてみると、感覚が全然違う。
踏ん張りにくいとは言わないが、込められる力の強さが全く違う。
それに膝が開くような感覚もある。
これは違うなぁ。

以前のようにあまり意識しないで親指の付け根辺りを使うようにしても、踏ん張りが弱かった。
ただそれだけのことなのに、全然違う。
これは間違いないぞ。

また新しい感覚の使い方を発見できた。
同じ意識で左側屈でもやってみたが、こっちは右の時ほど感覚は強くなかった。
だけど感じ方は同じ。
だからどんどんやっていけば、面白い変化に出会えるかもしれないな。


後半の腕肩の訓練。
今日は右腕を。
やはり動く時には肩を回す意識をして。
それによって動きを安定させやすくて、重りを増やすこともできた。
なかなかいい感じだ。

胸の感覚が訓練日を重ねる毎に強くなっていく。
日常生活の中でその効果を感じる動きは、まだほとんどない。
だけど胸の感覚を感じる時は増えてきているので、変化が面白いなぁ。



体温は36.5度
排便は2つ半
血圧は111/74

 

 

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