2020年12月1日 歩行器立位・脚・腕・踏ん張れてると感じる |  頸髄4〜6完全損傷、でも自分自身を諦めない!

 頸髄4〜6完全損傷、でも自分自身を諦めない!

脊髄損傷だからって、他人に治らないと言われて納得できる?

 今日の訓練はNさんMさんが来てくれました。ありがとうございます。

足の指ツボ刺激グッズを装着しての歩行器立位。
それのおかげかな?
最初に立って姿勢などを調整してから、一旦低くした歩行器に上半身をもたれかけさせて休憩。
その時に、左足が翻っていきそうな見え方をしていた。

左足大丈夫?

とママちゃんへ尋ねたら、

大丈夫!

って返事。
ふーん、ならいいけど…。
と、少し不安な気持ちも持ちながら、再び起き上がる。

腰の位置が少しずれているようだ。
それを調整してもらう。
まぁまぁって感覚の姿勢になったかな。
そこで左足の状態を再確認したら、問題ないって。

ふぅーん、そう。

落ち着いたならそれで良い。
でもやはり、グッズを装着している効果が高いのではないだろうか?
これを装着しているだけなのに、しっかりと脚を踏ん張ろうとしてくれるから。


足の踏ん張りは、特に右脚が調子良かった。
歩行器立位全体を通してってわけではないが、要所要所で動きに対して踏ん張る感覚がある。

特に歩行器が高い右回転(歩行器壁立右回転歩行器が一番上の高さ)では、1セット目は動く時に、右脚を踏ん張る力が強かった。
しかも今日の驚きは、いつもとは違う。
いつもなら動いている途中で、脚に対して意識をし始める。
自分から感覚を取りに行く、とでも言おうか。

しかし今日は、脚からアピールがあった。
グルグル回り出すと、起き上がる時にぐっと踏ん張る感覚。
それは取りこぼしてはならぬぅー。
って事で、常に意識して動いていると、起き上がる時以外も力の強弱が入りつつも、しっかりと踏ん張っていた。

いや、ここまでしっかりしていたのは初めて。
何か凄いぞ…。
動きが回復する前には、経験では必ず感覚が回復する。
それは本当のところ、どちらが先なのかはわからない。
なぜなら、感覚があっても筋力が足りなければ動かないから。
筋力が先で、ただ力不足とも考えられる。
今これは、どうなのかな?


最後の歩行器を最も低くした状態で、腕で上半身を支える(歩行器壁立低い高さで腕で体を支える)項目。
左腕にいつものような不安な感じがなくて支えやすかった。

特に両腕で支える場合は、これまでよりも大きく傾けられた。
もう少し…もう少し…と傾きを大きくしていくと、

ガクッ!

と左腕が崩れたが、その瞬間に素早く腕を伸ばして元の姿勢に戻れた。
でもまだ攻め切っていない。
更に傾きを大きくしていくと、

ガクッ!

と左腕が崩れて、今度は戻れなくなった。
本当に一瞬のことで、どこが悪くてそうなるのかがわからない。
なのでもう一度。
ギリギリまで攻めていくと、上腕三頭筋でも、肘近くの部分が弱いように感じた。
まぁ…なんとなくだけど…。

だけどこの部分は、いつも最後にやっている脚立システムを使った腕の伸ばし(寝て仰向けで吊った左腕を斜め上に伸ばす(脚立))で気になっている部分。
上腕三頭筋の肩から真ん中を過ぎた辺りまでは、週単位で強くなっているのが感じられている。
動かそうとする時の感覚の強さや、力を込めて踏ん張った時の感覚の強さ。
これらに変化を感じている。

しかし肘近くになると、ポコっと感覚が抜ける。
今でこそ全くわからない事はないが、半年ほど前はその辺が踏ん張れず、肘を伸ばすのが難しかった。
ここをどうにかすれば、もっと動きがしっかりするはず。
そう睨んでいる。


今日はいつもやっている、仰向けで寝た状態で脚を閉じる動き(神経伝達訓練脚内側に閉じる(介助有り・脚立))を、足の指ツボ刺激グッズを装着してやってみた。

すると!

特に大きな違いは感じなかった…。
期待はずれ…。

まぁ普通に感覚は良かったけど、もっと踏ん張り感が出るといいなって期待したのに…。

だけどそもそも、踏ん張り方が違う。
伸ばしや曲げの方向は、脚全体を使う感じが強い。
でも脚を閉じる動きは、股関節辺りをしっかりと使う感じ。
極端な言い方をすると、膝からつま先までは動きに勝手についてきてるだけ…みたいな。
だから脚を踏ん張っている、って感覚とはちょっと違う。

まぁ、その関係でちょっと時間を使ってしまったが、知りたいことを確かめられたし。
それはそれで、良かったと思う。



体温は36.7度
排便は4つ
 

 

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