2019年10月16日 歩行器立位 |  頸髄4〜6完全損傷、でも自分自身を諦めない!

 頸髄4〜6完全損傷、でも自分自身を諦めない!

脊髄損傷だからって、他人に治らないと言われて納得できる?

体温は35.4度。

排便は1つ半。


 今日の訓練はIさんUさんが来てくれました。ありがとうございます。
今朝は何となく血圧の調子が良く感じ、毎週不調の水曜日だけど、歩行器立位が安定しそうな予感があった。
なので順調に進めば、最後に上半身を片腕で支えて、反対側の腕は横に広げて上げる姿勢をしてやろうと目論んでいた。

立ってみると、いい感じで血圧は安定している。
この調子は、期待できそう♪


最初は脇を開いた前屈(歩行器壁立脇を開いて腕の曲げ伸ばし前屈)だけど、少しずつ動きが良くなっているのは実感している。
いつも10回を2セットにしているが、それは2セット目の途中で動けなくなっていたから。

そういえば…最近は2セットちゃんと出来てるなぁ…。
ちゃんとと言っても、自力でやり終えられたかどうかだけなのだけどね。

そうなると、やはりセット数を追加したいところ。
右腕は伸ばす意識だけすることで上手く動かせるようになっているし…左腕は、日によって調子が違うけれど、それでもコントロール性は上がっているし。

そうなったらやるしかない。
3セット目、他のセットと変わらない調子でスタート。

でも、途中で動きが悪くなってきて、9回目からは少し歩行器を高くした。
駄目だったか。
あと2回で、3セット目もやりきれたのに。

ちょっと残念だったけど、左腕のコントロールがとても良かったわけじゃないし、今日はこの程度かな…。
次も3セットでやってみよう!


次は右回転(歩行器壁立右回転)。
歩行器が1番上の高さでは、体幹の動きだけで大きくしっかりとグルグル動けた。
体幹だけでのコントロールがちょっと上手くなったような気がする。
いい感じ♪

だけど歩行器を少し下げた状態では、腕の動きに集中し過ぎるとお腹周りに入れる力のコントロールがおろそかになって、全体の動きが小さくなった。
腕と体幹の両方とも、まだ余裕を持ったコントロールができないレベル。
どちらかに意識を集中すると、もう片方がおろそかになりやすい。
ここが課題の1つだけど、毎回毎回集中して動き方を体で覚えていくしかない。

左回転(歩行器壁立左回転)は、歩行器が1番上の高さでは、起き上がってくる辺りでの動きが弱かった。
右回転で体幹だけに意識して上手く動けていたから、そのイメージが残っている。
左回転の方は動きが弱いから、腕も動かす意識をしないと大きくしっかりと動けない。
最初の数回はそれを忘れていて、動きが小さくなってしまった。
あーもったいない。

回転動作は自分で感じているよりもハードなようで、高さ違いを右と左でやって、合計10回4セット。
たったそれだけなのに、1番疲れる。
2セット目で休憩したいと思うけど…。

本当にやる価値を感じられないなら、一度休憩して調子を整えてから残りをやる。
でも気持ちがそうなだけで、本当に体が追い詰められて思っているわけじゃない。
だったらそこが攻め時。
甘やかさずこの調子でやっていけば、そのうちセット数が足りないと感じるはずだから。
これまでもそうやって追い込んできたんだから、今度も乗り越えていける。


前屈は今日も腕を使った動き(歩行器壁立前屈腕も使って)から。
腕を使った動きとそうでないのは、単純に歩行器の高さが違うだけ。
歩行器が1番上の高さから、腕を脱力して起き上がりきれる高さまでが、普通の前屈。
それよりも下の高さで腕も意識して伸ばさないと起き上がり切れないのが、腕も使った動き。
疲れ具合でグレーゾーンが変わるけど…。

腕を使った動きでも、起き上がりきった位置では、体幹も使ってシャキッと立つ。
このシャキッと感が凄かった。

バチっ!

と決まる。
おおぉ〜、なんだー?
今日は凄いぞ。
それにまた、力を入れてグッと上半身を支える感覚が良い。
びっくりした。


そんなこんなで調子は良かったが、脇を開いた左側屈(歩行器壁立脇を開いて肘をつかずに左側屈)で左足が翻り、姿勢が不安定になった。
立ち具合を調整したがやはり不安定。
何故かはわからないが、翻るようになると急に膝が抜けるかもしれないので危険度がかなりアップする。

ここまでか…

時間は可能な範囲まで長時間やる事は可能。
だけど肝心の立つ姿勢が不安定なら、そのままで続行しない方が良い。
たとえ膝が抜けなかったとしても、あまり良くない状態で続けるのは関節に悪いだろうし。

あー残念。
せっかくのチャンスだったけど、上半身を片腕で支えて、反対側の腕は横に広げて上げる姿勢はお預けかー。
 

 

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