スタッフによるカード盗難事件の恐ろしさ♯1 | カードショップあんしんどう/宇都宮

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宇都宮のオリオン通り商店街で個人店のカードショップをやっております。

まだまだ1年半のひよっこカードショップですので、ノウハウ不足の経営方針や今後のお店としての在り方について苦戦っぷりを記録します。

今回、このような物騒なタイトルにしたのには理由があります。

私の知り合いの、あるお店の話なのですがスタッフによるカードの盗難事件がありました。

数ヶ月に及ぶ被害額は棚卸しの結果五十数万円だったそうです。

盗んだカードを近くの店舗やそのお店に売り、そのお金を湯水のように使っていたそうです。

以前の勤務先でもこのような事態がございまして、カードというものは盗難や転売の手軽さ。コンパクトで扱いやすい商材ゆえに数千枚の中の数枚がなくなってしまっても気づかない。

他の、知り合いのお店の方もそのような事態があったそうで、多くのお店でスタッフによる内引きがあるようです。

そのオーナーさんは、お店をたたむか移転するか続けるか、悩み、苦しんでいる時期にそのような事態がありました。

また、逮捕後前科をつくことを恐れた犯人は示談交渉を持ちかけてきました。仕事や家族との時間を割いて何度か示談を行った結果、ある日連絡が途絶えてしまったそうです。

そして現在。犯人は弁済や謝罪をすることなく学校に通い、一切の反省もなく犯行当時とかわらず日々の生活を送っており、犯人の家族も示談の話し合いよりも、他のご兄弟の部活の応援を優先しているそうです。

オーナーさんはすっかり気力を失ってしまってました。

そのような話を聞いて、同じような被害に苦しむお店が1店舗でもなくなりますようにと思いました。
オーナーさんに許可をいただきまして、彼の逮捕に至るまでと、示談が終了してしまったことについての経緯を私が聞いて知り得た範囲で、数回にわけて皆様にお伝えしていきたいと思います。

真面目に正直に働く人々が泣き寝入りをするような世の中になりませんよう、切に願います。