薄っすらと出血がある。
仕事の後、
頻繁にツワリに効く鍼に行っているセカンドオピニオン的な産婦人科で
念の為、お腹の中を診てもらった。
あれ?
心臓動いてる?あれ?
画像に写ったお腹の中の赤ちゃんの映像には
先日は元気に動いているのが見えた心臓が
全く動いていないように見えた。
赤ちゃんの心臓、弱っているかもしれないなぁ
と先生がいった。
翌日、最初から診てもらっている総合病院の産婦人科へ緊急でかかって診てもらった。
お腹の中の赤ちゃんの映像を見て
ベビちゃんの心拍、確認できないですね。。
生きるのやめちゃったかな。。
と先生。
ぶわわわ
と涙が出て分娩台の上で仰向けの私は耳がびしょ濡れになった。
診察の間も涙と鼻水が止まらなくなってしまった。
稽留流産で
9日後に全身麻酔で掻爬手術予定になった。
お会計を待っているあいだ、
病院行くと伝えてあった旦那から
どうだった?
と心配のメールが来ていたので
LINEで事実を伝えた。
するとすぐに旦那から電話かかってきて
慌ててロビーに行って電話に出た。
事実を、
きちんと自分の口で言葉にしたら
止まった涙がまた出て言葉に詰まって会話にならなくなった。
お会計を終えて、
1人で病院の駐車場の車の中、
しばらく動けずにいた。
1人になったからか
めっちゃ泣けて
心拍確認出来て、母子手帳ももらって、
私はとても未来に期待していたことを知った。
期待し過ぎていた。
最初から胎嚢も赤ちゃんも小さく、
流産の可能性が高くなる血腫が見られると伝えられていて怪しかったけれど
それでも夢を描いていた。
この子と同じ瞬間を過ごしたかった、
日常の中でのあれこれを分かち合いたかった、
夢を描きたかったのかもしれない
つづく