約10年間、ワンピース専門のオーダーメイドのお店を経営していました。
来店されたお客様は2000名を超え、
本当にさまざまなお客様がいらっしゃいました。
当時はまだファーストレディーになられていなかったのですが、
岸田首相の奥様にお洋服をお仕立させて頂いた経験もあります。
華がある女性とはこういう人のことなんだ![]()
上品な雰囲気はどこからくるのだろう![]()
魅了的なギャップとはこういうことなのね![]()
美意識が高いお客様からたくさんの気付きを頂きました。
そして、わたしなりにどうしたらそのようになれるのか
紐解いていきました。
これから、その紐解いていった気付きを
すこしずつ皆さんにお伝えしていきますね。
今日は、2000人以上いるお客様の中でも特に印象的で
感動さえも与えてくださったあるお客様のお話。
30代後半 S子さん
お仕事は建築関係。
職場はほとんどが男性。
女性であるということで大きな仕事を任せてもらえない。
今の時代考えられないような昭和のような職場環境。
とてもまじめで優秀なS子さん。
なんと胸にさらしを巻いて、バストを極力目立たないようにして
出社していたそうです。
もちろんスカートは絶対にはかない。
いつもパンツスタイルでより男性に近づけるように。
ここまでくるともうお気づきの方もいらっしゃると思いますが
メイクは眉を整えるくらいで、ほぼノーメーク。
彼女の洋服選びは
「女性らしくない洋服」
普通だったら「女性らしい可愛いお洋服が着たい」と思うのが自然。
少なくともわたしはそうです。
とにかく初対面のときに受けたカルチャーショックは
本当に大きかったです。
そんな彼女が、わたしのお店ワンピース専門店へいらっしゃったんです。
彼女に何があったんだろう
って思いませんか?
わたしは彼女に聞きました。
「スカートを決してはかなかったS子さんがなぜお越しくださったんですか?」
彼女から返ってきた言葉に胸を打たれました。
「いつも応援してくれる大好きな母が病気で倒れたんです。その時にこう言われたんです」
仕事を毎日頑張っていてお母さんは誇りに思うし、嬉しい。
でもたった一人の娘に女性としても幸せになってもらいたい。
その時、初めて結婚というミッションが彼女におりてきたそうです。
クローゼットの中は男性のような服ばかり。
スカート・ワンピースはもちろんのこと1着もない。
メイクも眉を整えるくらい、
メークをどこからはじめていいかもわからない。
ファッション・メイクに関して右も左もわからない。
そこからのスタートでした。
お洋服を仕立てるにあたり、スリーサイズを採寸させて頂きます。
S子さんのバストサイズは女性のわたしが羨ましくおもうようなサイズでした。
このバストを毎日、バストを隠すようにさらしを巻いていたのかと思うと
胸が締め付けられる思いがしました。
よくビジネスシーンでも聞くことば。
「素直であればあるほど、人はすぐに変われる」
彼女の大変身は目を見張るものでした。
S子さんの場合は婚活というきっかけでしたが、
どんなきっかけであれ、やる!と決めたら
人は自分でもそして周りの人が驚くほどに
行動し、変化するのです。
約1ヶ月後、仕上がったワンピースに袖を通したS子さんの表情。
今でも忘れることはできません。
後日、S子さんをご紹介してくださった方から聞いたお話。
婚活は順調に進み、今では彼女の方から男性に声を掛けるほど
積極的になったそうです。
今まで抑えていた「女性らしさを楽しむ」という気持ちを
解放できたのだと思います。
外見は内面の一番外側。
内面(マインド)が変わると外見(ファッションスタイル)が変わる。
外見(ファッションスタイル)が変わると内面(マインド)が変わる。
どちらも自分を受け入れ、好きになる第一歩だと思います![]()
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わたしの今日の外見(ファッションスタイル)
ベージュのコーディネートに差し色として
赤のバックをセレクト。
ジュエリーはベージュと相性の良いパール。
今日もEspeciallyな1日でありますように![]()







