艶が〜る初宴月エンド、結エンド大千穐楽行って来ました♪

本日は久々に瀬戸啓太くんが主演される『艶が〜る初宴』を1日に2公演観劇。

エンドが月エンド、結エンドと2パターンあるので

マチソワで両方拝見して来ました。

先ずはマチネの月エンド。

アプリでは月エンドがホッコリした感じで1番好きなので舞台ではどんな感じなのかなぁ♪

安定感のあるホッコリ感でした。

そしてソワレの結エンド。

基本的にエンドの分岐まではマチネの月エンドと一緒ですが各キャストのアレンジが効いていて同じ日に続けて見ても面白さが遜色なく発揮されていて

そして大千穐楽となる舞台でもあるので

各キャストの皆さんの全力疾走な演技が面白さと迫力を感じた。

舞台上のストーリーもさる事ながら

キャストさん達のこの舞台を作り上げて来たアナザーストーリーを垣間見た様な気がした。

何と言うのかこの舞台にかけた想いが進むにつれて

ひしひしと伝わって来ました。

数多く舞台観てますが、こんな感じの想いが伝わって来たのは初めてかもしれない。

もっともっと演じていたい悔いを残したくないと言う想いが一丸となっていると言うのか。

ここからはキャストさん個別に感じた事。

藍屋秋斉役、瀬戸啓太さんの舞台は何時も男性ばかりの作品が多かったので女子との絡みのあるシーンを観るのが初めてだったのでめっちゃ新鮮だった。

秋斉さんの飄々とした雰囲気を醸し出していて顔の見えない後ろ姿でも其の雰囲気が伝わってくるほどでした。

そして元々殺陣の巧い方（切り終わった後の立ち姿がまた綺麗なんだよね）ではあるのだけれど、更に磨きかかってるなぁ〜と。

あれだけの激しい殺陣なのに次のシーンでは

何事もなかったかの様に涼しい雰囲気で演じているあたりも凄いなぁーと。

今後も更に新しい顔と殺陣に磨きがかかるのだろうなぁと、楽しみになるばかりだ。

土方歳三役、鶏冠井孝介さんは黒い真珠とでも言うかキャラよりも日に焼けてガタイが大きいのでかなり迫力ありました。パンチのある力強い演技で殺陣も半端なく迫力があり舞台映えする役者さんだなぁと言うのと沢山の作品に土方歳三という方は出て来ますが本物の土方歳三さんは実はこんな感じだったのかなぁとか

思ったりもしました。

沖田総司役、小田川颯依さんはホワンとした雰囲気がキャラクターの持つものと同じでアプリのトップ画面から飛び出て来たかの如くでした。ホワンとした雰囲気なのに存在感はやはり流石でした。この作品の癒し担当とでもいうべきか^ ^

結城翔太役、大見拓土さんの脇差しの殺陣もスピーディかつ切れ味が良くこの舞台で唯一殺陣を脇差しでこなされていましてが、短い分、距離感などかなり難しいと思いますが、あのキレッキレな動きをもうちょい観ていたかったですね。キャラ的にはコミカル担当とでも言うのかな^ ^

徳川慶喜役、齋藤ヤスカさんはキャラクターよりも少しぽっちゃりな感じでしたが慶喜の厳しい立場の中でも自分の進むべき道を見極めて進む其の立ち位置を柔らかく且つ力強くとてもよく演じてるいらっしゃったなと結エンドでは笑いもかなり繰り広げていらしゃいました（笑）

主人公さくら役、川井優沙さんは基本的にほんわりした雰囲気のイメージ的な役柄でしたが結エンドで秋斉さんとの感情のぶつけ合いのセリフではかなりのパンチある演技をされていておおっ！凄いなー！と。最後の最後でパンチある演技をされていました。最後にコメントで元々艶が〜るのファンでもあるとお話しされていて其の主人を演じられて嬉しかったと仰ってましたがまさにユーザー120万人の1ですから凄い事ですよね^ ^

菖蒲役、町田恵理子さんキャラクターの様に妖艶な雰囲気の中に優しさを醸し出していらっしゃっていてこの方も飛び出て来たかのごとくな感じでした。

花里役、神木彩良さんも花里さんのほんわりとした雰囲気で女子キャラの少しお笑い担当の様なところも併せ持ち楽しい雰囲気請負人で舞台のエッセンスでした。

幕末の人々役のアンサンブルの皆さん

（パンフレット順）

岡野翔也さん、倉持亮さん、塩島弾さん、中野仁さん、藤枝惇さん、山村侑己さん、吉田かんきさん

番頭さんなさったり、味方となって闘ったりハタマタ敵となって闘ったりとシーン、シーンで立ち位置が目まぐるしく変わって行く様にしっかりと其のオーラを出し切って見事な殺陣を披露されていました。この人数でこなしていらっしゃっていたとはでした。

2公演観終わって感じたのがまだまだ伸び代がある良いカンパニーだなぁと。

出来れば次回もキャスト変更なくこのメンバーで上演して欲しいなぁ。

今回御観劇することが出来なかった方も沢山いらっしゃると思いますが是非、次回の上演された暁には是非ともお勧めいたします^ ^

見れば見るほど味わい深い作品です。^ ^

ここ最近、ドツボ真っしぐらな感じだったので

久々に爽やかな良い気分になりました。