大塚家具さんと言えば10数年前海外赴任から帰国したとに
時間もないから家具一式を大塚家具さんで購入したことがあるのですが
当時は会員制で担当さんがずっとついて回るスタイルの時でした。

あの時は3時間程度で全ての家具を揃えてしまわないと時間がないほど
タイトスケジュールだったのでとても助かったのですが・・・

今回の騒動を拝見するに
どっちの言い分もありだと思うし
しかし、なぜ一極化だけしか物事を考えられないのかと
不思議に思う点もあった。


お父様は高度成長期時代に家具屋さんとしての土台を作ったので
飛ぶように家具が売れる時代をご経験されているので
それなりに自信があるのもわかるけれど

時代は変遷していくものだし
ビジネスモデル自体も近年ではせいぜい15-20年程度持てばいいほうだと思うんですよね。

ひとたびお嬢さんの方はバブル時代は学生で
とんでもないお金の使われ方をしたことも見ていれば
そのあとの崩壊を直撃した世代でもあるから
リーズナブルに変遷しつつある世の中が社会人として
洗礼を浴びた世代でもある。

現代としては海外からのおしゃれでリーズナブル、国内でも
それに追随するかのような販売手法をとっている企業さんも
少なくはない。

でも、リーズナブルだけを求める人だけでも必ずしもない。


企業の理念っていうものは確固たるものもわかるけれど
経営スタイルはそれだけでは波に乗れた時とそうでないときの落差が激しいと思うので
二極化にすることのほうがより企業としての
成長度が見込めるものだと思うのだけれどな。

例えば服飾で例えるとしたら
ジョルジョ・アルマーニが高級志向で
エンポリオ・アルマーニはセカンドラインでリーズナブル志向
というように企業としての安定した利益と成長を追求するならば
様々なユーザー層に対応出来る様にするほうが
よっほど円滑にいくと思うのだけれど。


どっちもどっち我が強すぎる気がするなぁ。
お互いの良き点を認めあって
企業として成長させることが経営陣の陣頭指揮ってものだと思うのに
親子げんかしてどうするよ。


と、思っちゃいました。

せっかくいい家具扱っているんだから。
こんなお家騒動でごたごたしている所の家具買ったら
不幸になりそうでなんかいやだよなぁ。

ちなみに大塚家具さんで当時買った家具は
二度目の海外赴任の時に全て人にあげてしまったので
今はなに一つ残ってはいないのですけれどね。

また近いうちに家具買うつもりなのですが
流石に大塚家具では買う気しないなぁ。


と、つらつらっと思ったこと書きました。

では音譜


写真は元新宿三越の跡地にできた大塚家具さんの新宿ショールーム