聘珍楼さんの薬膳セミナー 夏

先日一時帰国して聘珍樓さんの溜池山王店にて薬膳セミナーに行ってまいりました。

今回は夏のトラブル回避とアンチエイジングを薬膳で体づくりがテーマ。


先ずは聘珍樓さんの薬膳茶(爽涼安快茶＝解暑の薬膳茶)とフレッシュライチ(最短で日本でもフレッシュでいただけるように空輸されています。)を食べながら太田ゆう子氏のセミナーを30分拝聴。


鹿児島の豆乳で作ったお豆腐のピータン豆腐。

豆腐のしっかりしたコクとピータンのコクが茗荷、ネギ、香菜、しょうが、黒酢の薬味がバランスよくさっぱりと仕上げてあり、なんぼでも食べたい気分にさせられてしまいました。(笑)

お次が薬膳セミナーのお決まりの壺スープ。

すっぽん、フカヒレ、冬瓜の壺蒸しスープ 蓮の葉の香り

すっぽんは伊豆の温泉水で飼育されたすっぽんを使用。そのほか蓮の実、龍眼、百合の根、棗等々が入っており調味料は一切不使用。塩分は金華ハムの塩分のみで濃厚なエキスの集大成ですが緩やかな優しいお味で頂き始めて1分くらいすると背中から芯のある暖かさを感じ2分くらい経つと発汗するほどの保温効果抜群のスープ。毎日でも飲みたくなります。

体も温まったという事で～お次は

たらば蟹のチョンファン

どんっ!と上に乗ったたらば蟹とチョンファンにくるまっている蟹や海老、干し貝柱のうまみもさることながら上に乗ったたらば蟹のサクッとじゅわっとした食感とチョンファンのもちっとした食感が一挙に口の中に現れるので大口を開けて一口で豪快に食べたらなんとも楽しいことになりました。これもはまる味と食感。

体が温まりすぎないようにバランスを調整した後は～

太刀魚とズッキーニの香り焼き 山査子甘酢ソース

太刀魚は1ｍ７０ｃｍ強のものを使用されたとのこと。こちらは身だけではなく骨もさくっさくっと食べせれるようにトッピングされ丸々太刀魚を使用。
太刀魚の旨味と甘さとズッキーニのさっぱりした甘味が山査子の甘酸っぱさがピシッと引き締めた逸品。消化促進と活血効果もあり弱った胃腸のセーフガード的役割のある組み合わせ。

消化促進も促したという事で～本日の〆!

鴨の白濁スープ銀糸麺

こちらの鴨は北京ダックを丸々使った贅沢な一品。
麺は卵白を練りこんだ細麺でしっかりとしたコシある麺が北京ダック丸々使った濃厚なスープと相性抜群!
鴨は胃腸虚弱やむくみがあるときに良い食材でもやし、黄ニラと共に頂くと利尿効果も高まり気巡り、水巡りが良くなる見た目からは想像がつかない効果があります。
これもなんぼでも食べたいくらい(笑)

お腹も満腹～食べている最中から効果も出ていてそろそろデザートタイム。


バラ酒のフルーツゼリー

バラ酒をアルコールを飛ばしてレモン風味にさっぱりと仕上げたものに手作りの緑豆春雨、亀ゼリー、ドラゴンフルーツなどの南国フルーツ盛りだくさんのアソート。
甘く冷たくさっぱり。

そして最後は～

チャーシュー入りチャンパオ

全粒粉のパンと聘珍樓さんのおいしいチャーシュー、玉ねぎなどお野菜がぐっしりと入ったものに香港ではおなじみのメロンパンの皮がかかったもの。

お持ち帰り用に１箱(４個入り)を買いましたがあっさり完食してしまった。(笑)
それくらい何とも言えない食感と旨味凝縮された逸品でした。

中を開けるとこんな感じ。

聘珍樓さんでは３か月に１度季節に応じてのセミナーを開催されておりますが(あっという間に満席になりますのでご興味ある方はお早めに!)行く度に西崎総料理長の気合のこもったこだわり料理と講師の太田氏の軽快なセミナートークが楽しみでなりません。

セミナーにはいけないけれどという方にも月替わりで薬膳コースもあります。

今回は溜池山王店さんにお伺いしましたが
詳しくは聘珍樓さんのホームページでご確認してくださいね


聘珍樓さんのホームページ

http://www.heichin.com/index.html