頭の良い子は勉強していない?! | お産婆ママの子育て後半期~子供との時間も自分の時間も大切にしたい!

頭の良い子は勉強していない?!


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前回、兄くんの定期テストのことを書いたのですが。。


もう1つ。
兄くんが言っていてびっくりしたこと。

兄「○○っていう、クラスでものすごく勉強ができる子がいるんやけど、
その子って定期テストの1ヶ月くらい前からめっちゃ勉強してるんやって~。知らんかった。」

よつぶ「そりゃそうやろ?」

兄「え?!賢い人ってめっちゃ勉強してるん?!

よつぶ「?」

兄「賢い人って勉強してないんだと思ってた~

よつぶ「!!!」

つまり、兄くんは頭がいい人は、元来、頭がいいから勉強しなくても頭がいいと思ってたみたい。

だから、
あいつは頭がいいからすごいねん
って感じのことよく言ってた。

空手でも
あの子、めっちゃ強いねん!とか。
ちょっと他人事な感じで
同じ年で、同じように練習して、自分だってそこまでいきたい!越えたい!っていう
競争心とか向上心とか少ない子だなと思ってた。

それが兄くんのマイペースで、
今ある自分を認められるいいところでもあると感じていたけど。
母としては、少し物足りなさも感じてた。
兄くんまじめだし、がんばればもっとやれるんじゃないかって。

でも、上行きたい野望が少ないから、がんばるモチベーションには繋がらない。

がんばって、自分もそっちにいきたいって感じでもなかったのは
本来のあたまの造りやからだの造りが違うという認識。
自分はこのポジションだっていう無意識の先入観。

思い返せば、兄くんは最初からなんとなく8割くらいできてしまう。

例えば
なわとびとかでも初回から一通り飛べる。
それで満足してるうちに、周りの子は練習したりして、もっと飛べるようになる。
気づいたら二重跳びできないのはあと数人になってた。。

みたいな。

それでもみんな飛べてるんなら、どうにか飛びたいっていう野心はなく。
二重跳びできたらうれしいけど、普通の前跳びもおもしろいよ?
みたいな。

自分の感覚に忠実というか。。
あまりストイックに努力してなにかを達成するっていう経験は少なめかもしれない。

これを達成する!ってことより
今、これやることが楽しいっていうことが優先。

私も人より長けてることをそんなに求めてこなかったし。
あの子ができてるならやらなきゃ!みたいな、比較も敢えてしてこなかった。
(こころの中ではめっちゃ思ってたけど)

空手も低学年の頃、先生に練習回数増やせるよと声かけてもらったときも。
がんばりすぎて、嫌になりたくないから今のままでいいって兄くんが言ったので、
ずっと週1回を9年続けてる。
確かに嫌にならず、長く続けられている。 
長く続けているのは、空手が楽しいからって言っていた。

このスタイルが兄くんらしいと言えば兄くんらしいのは分かる。

勉強はやっていて別に楽しいわけではないだろうから。
兄くんの認識では賢い子たちは勉強が楽しいんだろうっていう考え方かな。
それは一理あるだろうし、興味があったり学ぶことが楽しいから続けてたら賢くなって、それが学校で役にたってる人もいるはず。
兄くんとその子たちは、そういう意味では興味を持つ部分の造りが違うのかもしれない。
兄くんには勉強ができるようになりたい理由が見当たらない感じ。

そこそこできてるからこれでいいかな?って。

でもやれないわけじゃない。
がんばればみんながそうなるわけでなく、素質や環境やいろんなものがからんでくるけど。

最初からその位置と決めなくても可能性はあるよ。

最近は、珍しく塾や周りの影響からか、
兄くんももう少し成績を上げたい❗
っていう野望が最近はあるようです。

勉強は楽しいわけではないだろうけど、
やらなくちゃいけないこと。
やったほうが自分のためにもなること。
っていう、やる理由を理解してるみたい。

楽しいだけが根拠でなくなってきたのは、
兄くんにとって大きな成長ではあると思う。

賢い子は生まれつきでなく。
努力で賢くなっていることにいい影響をもらったようで。

じゃあ、兄くんも1か月前くらいから、テスト勉強したら?って言ったら
素直に最近は早めに対策に取りかかっている。
もう、3週間前だよって声かけたら。
渋々ではあったけど始めてた。。
ゲームも減らしていた。

クラスの賢い子を越えたいという野望までは持っていないけど。
賢い子も自分ももともとは同じなんだって少し分かってくれたかな?