合格シンガポールの思い出合格

今年も、8月末に部全体の会議がシンガポールで行われました。
「部」といっても、世界中にいるうちのスタッフを含めて「部」。
参加人数は80人弱。
1日以上飛行機に乗って参加してくれる人たちもいっぱいいる。
週末を利用して、4日間、取り扱い商品ごとに、
時にはサプライヤーさんを交えて会議をするのですが、
会議も
「うちの国にもっとアロケーション増やせ」だの
「価格を安くしろー」だの
「クレジット(与信枠)増やせ」だの
みんな一年間心にためてきたことを一気に吐き出す(笑)ので、
結構アグレッシブ。
一気に吐き出して、本音でぶつかった後だから、
DINNERの時間は本当に楽しい !!

各国からお酒を持ち寄るため、
中南米・ロシアからは飲んだことないようなハードリカーが並び、
中国からはオバカなスタッフが白酒を持ってきて、
正直おいしいと思えるお酒は、
お酒が好きじゃないフランス人が持ってきた赤ワインと
ペルーのPISCO(イタリアのグラッパと同じだと思う)くらい 叫び

そんな体に悪そうなお酒を飲みながら
インドネシア人とコロンビア人が肩組んで笑ってたり、
日本人の私がフランス人に無理やりオーストラリアワインを飲ませてみたり(すみません。アルハラしちゃいましたー)、
ペルー人と中国人が軽く語ってたり、
エジプト人とシンガポール人が乾杯してたり、
香港人とウクライナ人がクラブで踊り狂ってたり、

・・・・そういう姿を見てて、久しぶりに?心から
「あぁ、こういう瞬間があるから、私はこの仕事を好きなのかもな」って
思いました。

インターナショナルに生きたい願望なんて全然なかった。
海外出張とか、いっぱいあるの、辛そうだし
海外に1人で駐在するなんて、寂しがりやの私は耐えられない!
とか、実は、ホントは、そんなこと思ってました(笑)

理工学部で多くの友達が大学院に進学していく中、
就職をしようと決意したのは、別に実験が嫌いだったからではなく、
たくさんの人が素晴らしい研究を寝る間も惜しんでやっているのに
それを浮かび上がらせるシステムがそこにないがために、
いろんな素敵なものが無駄になってしまっていると感じたから。
そこから、
「何かと何かを繋げて、新しい価値を見つけて、みんながハッピーになるような、橋渡しの仕事がしたい」
と思っていたら、今の会社にめぐりあった。

実際の仕事は、学生の時考えていた仕事内容とちょっと違うけど、
「食料の仕事したかったのに、経理だった」とかに比べれば、
やりようにやっては、当時思い描いていたことと相当近いことができている瞬間もある。
だから、それだけでも、恵まれてるって結構満足してた。

ただ、入社して半年後から、慣れない(というか行ったことなかった)アジアへの出張が重なり、
プライベートも体調もボロボロ。
上海での半年間語学研修が決まり、異動したときは、
不安もいっぱいだったけど、仕事から離れられることに
正直ものすごくホッとしていました。
半年離れて、
「これからは、大事な人、大事なことを、大事にできないような仕事は絶対しない」
という新たな自分なりのルールを胸に、上海で仕事をスタートさせたのだけど・・・

上海での仕事は、仕事環境がびっくりするぐらい違って、
正直ここ2ヶ月つらかったです。
物理的に忙しいわけでもないのに、かなり精神的に参ってしまい、
体調までおかしくなって、大変だった。
半年間住んでいた街とはいえ、仕事を始めるとやっぱり全然違って。
東京に居たときは上手にコントロールできていたストレスを、
上手にコントロールできてなくて、自分自身でちょっと情けないなぁって
落ち込んでたのでしたダウン

でも、このシンガポール会議中、まだ4年目の私に、
「中国語上手になった?」って中国語で声かけてくるフィリピン人のベテランさんがいれば、
「一年ぶりね♪元気にしてた?」って言いながら、ペルー名物?『incacola』を飲ませてくれた、ペルーから来た一児のママ。
毎年のように私の結婚を心配するイスラエル人のおっさん。
その話題に飛びつく今年からうちの会社に参加したオランダ人のおじさま。
「今はどんな仕事してるの?」って興味持ってくれる見た目小学生だけど、意外にお酒強くて頑張り屋さんのインドネシア青年。
「あなたはどこでも活躍するわ」ってママみたいに接してくれるベトナム人スーパーセールスウーマン。
「あたしたち、仕事がんばるよね」と30代後半のサービス精神旺盛な独身愛されキャラなシンガポーリアンセールスガール・・・
「新人ですがよろしくおねがいします!」と挨拶しにきてくれた、私が勉強中に仕事を始めたタイ人のお兄ちゃん。
「おぉー、やっと会えた!エジプトに遊びにおいで!!会えて本当にうれしいよ!!」と、初電話から3年後にお会いできた、エジプト人夫婦のディーラーさん。

他にも私のこと覚えてくれてたり、声かけてくれた人がいっぱい居た。
実は東京に居たときは、みんな直接商売がからんでたけど、
上海に来てからは、直接商売しない人たちばかり、
だけど、そんなの関係なく前と同じように、接してくれた。

こんなにたくさんの素敵でインターナショナルな人たちと
一緒に仕事ができて、本当に幸せなんだって、
みんなの笑顔とはじけてる様子を見て、思いました。

インターナショナルな仕事をするつもりはなかったけど、
海外出張がつらくて、弱音を吐きたくなることもいっぱいあるけど、
今は、こんなにたくさんの国の人たちが、
協力している現場に居られることに、
そして、そういう場所を作っている『日本の会社』に就職できたことに、
充実感を感じられたいい時間でした。

仕事を再開してから早3ヶ月目がスタート。
自分なりにマイペースに、みんなの力を借りながら、
与えられた環境に感謝して、
仕事も上海生活もがんばっていこうと思います にひひ