チーム・バチスタの栄光

　昨日買って読み始めて、勢いで今日読み終えました。前から耳にこびりつくタイトルと評判は気になっていて、興味があったんです。

　なるべくハードルは設定しないつもりで読んでみたけど、まあ期待以上でもなく、以下でもなく。キャラがはっきり立っているし、設定も斬新なので面白かったのは確かか。実際後半は展開に飲みこまれるようにページを捲ってました。著者はさすが現役の勤務医の方だけあって、専門用語が飛ぶわ飛ぶわ。でも素人が読んでも理解できる作品です。術中死の描き方が淡々とした活字との相乗効果でリアルに恐ろしく感じられた。

　映画をレンタルして見てみたいけど、田口公平が女性に設定変更されてるのはいかがなものか！？あれは男じゃないと意味が無い気がする…。その点、この秋始まるらしいドラマ版はピッタリな配役がなされてた。しかしこちらには鳴海涼に宮川大輔がキャスティングされていて思わず吹いてしまった。それはねえだろ！！

　みんな読んどるやろうけど、僕みたいにまだな方はよかったらぜひ。

　さて、そんなこんなで夜は啓太と下北ベースメントバーへ。レコ発にお誘いしたsister jetとdry as dustを見に行ったのだ。

　あまりに根拠もない適当な高をくくって、二人で夕飯食ってのんびり行ったらsister jetトッパーで焦る。めちゃくちゃ（でたん）焦った。なんとか、見れた。

　どのバンドも異種格闘技を見るようで、ぼけーっと突っ立って音に酔いしれてみる。susquatchの「祭」って曲が好きやったな。dry as dustがタメだったのが、今日一の驚き。練習って大事やね。