06 春よ行く

　順序がテレコになってますが、旬ものということで先にやります。

　弾き語りの段階でイントロの6/8拍子が妙に気に入って、そっから膨らませていきました。AメロのリフはSupergrassの「Tonight」からモロに引用。その裏で鳴ってるスライドバー（全然弾けてない）は吉田拓郎さんの「春だったね」を意識してあります。（あの曲大好き！サビを歌うのが楽しすぎる。）風がピューっと吹き抜けていく感じを出せてますかね。

　サビのハモリは熟考しました。こういう上行ったり下行ったりして旋律入り乱れるタイプ大好きなんす。その他ちょくちょく入ってるコーラスもだいぶお気に入り。ギターソロは以前から温めていた三味線の雰囲気を出したくて、家でギターを三味線のチューニングにしてみたりしたんですが、弾きこなすのが難しかったので断念。やっぱ弦の数違うしね（笑）ソロの後半で童謡「春が来た」のメロディを弾いたりしています。

　実はコンピの話がある少し前にできていたもので、歌詞やタイトルも数回歌ったライブやデモでは全く違いました。言葉を乗せるのに結構難航していたんですが、コンセプトがあると逆にやりやすかった！なんとなく後期の民生さんイメージで書いてみました。

　タイトルが何とも松任谷さんに喧嘩売ってる感じですけど、待ってるだけじゃ来ないよ、って事です。日本語になってないとか思わないように！iTunes Store他、世界中で買えるようになったみたいですよ。ぜひとも。