読んでる本 | ハネブロ ハネムーンオフィシャルブログ Powered by Ameba

読んでる本

△「音楽とことば~あの人はどうやって歌詞を書いているのか~」という本を読んでいる。

△この本は、いしわたり淳治・小山田圭吾・木村カエラ・小西康陽・坂本慎太郎・志村正彦・曽我部恵一・向井秀徳(敬称略)…などなどそうそうたる顔ぶれが自分の歌詞の書き方にインタビュー形式で答えているもの。

△なかなか面白く、今まで思いもしなかった見解や方法論がびっしり。なるほどこういう下敷きがあってのこの言い回しだったのか。ふむふむ。といった具合。中には後付けっぽい節もあるし、人のやり方をそのまま受け入れても、似通った歌い手が一人増えるだけに過ぎないので、全部を吸収するわけでもなく。あくまで刺激を与える良いカンフル剤になっています。これバンドやってる人じゃなくてもお勧め。小説家とか物書きになりたい人はあんまり読まなくていいかもしれない。

△頁をめくってて楽しいんだけど、歌詞ってそれこそ深く考え出したら終わりだよなあ、と思う。この本はちょっと違うけど、本屋にあるガイドブックじみたものすべてに違和感が。なんかこう、「こうすれば上手い表現になります」とか、「陥りがちなミスはこういった点に注意」とか、うるせーよ、ってなる。なんでかな。

つづく