やることやったら自信を持って+平成28年事例Ⅲ第4問 | 「中小企業診断士試験はシンプルにやっつけよう!」~貴方を合格に押し上げる経士会メソッドをお伝えする中小企業診断士handys97~

「中小企業診断士試験はシンプルにやっつけよう!」~貴方を合格に押し上げる経士会メソッドをお伝えする中小企業診断士handys97~

東京・大阪・名古屋で受験生を支援してきた経士会(大阪)の講師(平成26年中小企業診断士試験合格者)が、合格のコツや情報をお知らせするブログです。


ついにあと1ヶ月を切ってしまいました。

この時期になると
「いよいよ本番!」の雰囲気が否応なく盛り上がります。

中小企業診断士2次試験は正解発表がされない記述試験なので、絶対の自信を持って臨む方なんて、ほとんどいらっしゃいません。
(たまに勘違いされている方はいらっしゃいますが•••)

合格者でも、ほぼ例外なく本番で「何かやらかして」、記述試験合格発表までの1ヶ月半のイヤ〜な期間を悶々として過ごすのです。

誰しも不安の方がはるかに大きいんです。

そんな時は、家族や先生方の顔を思い出す。
「石にかじりついてでも、絶対合格る!」

先週過去問分析をしてみたら、問われている範囲は、やっぱり極めて狭かったんです。
2次試験は、その狭い範囲で出題者が期待する「アタリマエ」のことを書けば合格できるんです。リベンジ組の方は、その範囲を一度はキチンとやったはず。
(「特に、経士会勉強会の方は、口うるさく言われてきたことばかりのはず」って、誰に向かって言ってんだか•••)

もう一度、やるべきことをやったか確認したら、あとは自分を信じて、ご自身の型を固めていきましょう。

あなたがクライアントなら、
自信を持って提案してくれるコンサルタントさんと、
恐る恐るつぶやいているコンサルタントさん、
どちらを選びますか?

さて、平成28年事例Ⅲ第4問は、
「C社社長は、経営体質の強化を目指し、今後カット野菜の新事業による収益拡大を狙っている。またその内容は、顧客からの新たな取引の要望、およびC社の生産管理レベルや経営資源などを勘案して計画しようとしている。この計画について、中小企業診断士としてどのような新事業を提案するか、その理由、その事業を成功に導くために必要な社内対応策とともに160字以内で述べよ。」
ときました。

handys97は、
「一般消費者向けカット野菜パック事業を提案する。理由は、①安価な規格外の野菜調達能力があること②既存加工ノウハウを活かせること③設備投資なく固定費増加を防げること、である。対応策は、①効果的な生産管理の組織的実施②作業のルール化、マニュアル化、標準化③グループを超えた研修や小集団活動④作業効率化による短納期実現、である。」(160字)と解答しました。

最後は、いつもの体質改善をして新しい事業に向かう問題です。
新事業進出の鉄則は「リスクとシナジー」。
中小企業は失敗できないので、リスクは極小にして「強みを活かせる」事業を選択します。
handys97は、なんの迷いもなく「カット野菜パック事業」を選択しました。

また、「C社の生産管理レベルや経営資源などを勘案して」との制約があるので、C社の経営資源(強み)である規格外野菜の調達能力、加工ノウハウを活かせるということが理由になります。

そして、カット野菜事業を成功させるには、これまでの設問で解決しようとしていることに加え、「新鮮さ」のため、短納期化や通年営業を対応策としたいところです。

それでは、最後に、チョッとだけ告知です。

10月1日のタキプロ名古屋の勉強会にhandys97が登壇します。

題して
タキプロ名古屋OB「事例問題攻略マスター」の著者が解説する事例問題Ⅰ~Ⅲに必要な知識
平成13年からの出題を全て分析して、出題されたテーマを厳選して解説します。
また、個別のアドバイスもさせていただきますので、「目からウロコ」の2時間です。

タキプロ価格ですので1,000円。
中部地域の方はよろしければ•••