お盆の事情+平成28年事例Ⅰの全体観 | 「中小企業診断士試験はシンプルにやっつけよう!」~貴方を合格に押し上げる経士会メソッドをお伝えする中小企業診断士handys97~

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東京・大阪・名古屋で受験生を支援してきた経士会(大阪)の講師(平成26年中小企業診断士試験合格者)が、合格のコツや情報をお知らせするブログです。


今日からお盆明けで、お仕事再開です。

一般的な日本人同様、handys97(ペンネームです•••って、知ってますよね(笑))も、お盆は故郷に帰ってお墓まいり、同窓会、満員の新幹線と民族大移動の波に乗ってきました。

いつも、「なんで、大変とわかっているのにわざわざ同時に大移動するかなぁ?」と思ってましたが、こういった事業承継系のお仕事をしていると、「お盆は貴重な一族会議の機会」ということが理解できるようになります。
子供には従兄弟と遊べる楽しい日々ですが、大人には大人の事情を交わす若干ブルーが入ることもあります。
でも、故郷の同級生と会える機会は、オトナがコドモに戻れる楽しい時間でした。

さて、そろそろ去年の事例でもやって見ましょう。

今回は平成29年事例Ⅰの全体観です。

積極的に事業拡大してきた老舗印刷業者が、コアとなる事業を中心にして世情に合わせて事業を見直し原点回帰社員を守りつつ生き残りを図る事例です。

オーソドックスに成功要因、失敗要因、事業の留意点、組織戦略、人事戦略と問ってきてます。
ただ、時系列の行ったり来たりや年号が異常に多いので、整理するのが大変ですが、ヒント満載なので、しっかり対応付けしていけば合格答案に近づいていくことができると思います。

設問の構成は、当社の分析→進むべき方向→それを踏まえた組織戦略→人事戦略と続いているので、第1問から順番に解いていけばOK。第1問は抜出系ですので綿密にやり、第3問は施策をできる限り入れて、得点を積み上げていくことです。第2問は答案が割れそうでやや難解ですので、学問ごとにメリハリをつけて臨みましょう。

事例問題は80分間のマネジメントです。
点数を確実に取れる問題は綿密に、答えが割れる問題はラフに解くというのが、得点極大化のコツだったりします。

お盆ももっとキチンとマネジメントできれば、自由席に並ばず済んだんですがねぇ•••